内田博文 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2021.6 -- 20cm -- 448p

資料詳細

タイトル 医事法と患者・医療従事者の権利
著者名等 内田博文 /〔著〕  
出版 みすず書房 2021.6
大きさ等 20cm 448p
分類 498.12
件名 医事法-日本
著者紹介 1946年大阪府堺市生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。九州大学名誉教授。専門は刑事法学(人権)、近代刑法史研究。ハンセン病市民学会共同代表。厚生労働省第三者機関「ハンセン病問題に関する検証会議」副座長(2002‐2005年)、同「ハンセン病問題検証会議の提言に基づく再発防止検討会」座長代理(2006‐2020年)、熊本県ハンセン病問題啓発推進委員会委員長(2015年から現在)、全国精神医療審査会連絡協議会理事(2017年から現在)などを務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 コロナ禍とともに医療体制の脆弱さが明らかになっている。医療崩壊は構造的な問題なのだ。地方病院の閉鎖、病床の削減、保険制度のアメリカ化、ブラック職場…。刑法学者が現実と法の問題をとらえ、改革への処方箋を提示する。
要旨 医療基本法のない国で。トップダウンの医療では、命も健康も守れない。患者の権利中心の医療基本法と医療従事者の自治が必要だ。医療崩壊を分析し、医事法を作り直す道筋を考える。
目次 1 行政裁量に委ねられる日本の医療(医療と医事法;「公共財」の医療が崩壊する;医療従事者の資格・業務とブラック職場;インフォームド・コンセントと診療情報の提供;感染症と公衆衛生);2 翻弄される医療弱者(精神科医療;生殖医療と命の選別;脳死と臓器移植;子どもと高齢者の医療);3 患者と医療従事者の人権を守る医療へ(生と死の尊厳―行為規範としての法の役割;拘禁施設における医療;医学研究と戦略商品開発;医療事故と薬害の再発防止;疾病差別;患者の権利を中核とする医療基本法)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09001-4   4-622-09001-5
書誌番号 1113886099
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113886099

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