内田百間伝 --
山本一生 /著   -- 中央公論新社 -- 2021.6 -- 20cm -- 567p

資料詳細

タイトル 百間、まだ死なざるや
副書名 内田百間伝
著者名等 山本一生 /著  
出版 中央公論新社 2021.6
大きさ等 20cm 567p
分類 910.268
個人件名 内田 百間
注記 文献あり 年譜あり
注記 読売文学賞 評論・伝記賞(2021年73回)
著者紹介 1948年生まれ。近代史家、競馬史家。東京大学文学部国史学科卒業後、富士石油入社。おもに線形計画法を用いたシステム開発業務に携わる傍ら、競馬の歴史や文学、血統に関する翻訳やエッセイを発表。1997年にフリーになると近代史に転じ、恩師である伊藤隆東大名誉教授のもとで『有馬頼寧日記』の編集に加わり、その後は「日記読み」として戦間期の日記をもとに時代を読み解く試みを行っている。『恋と伯爵と大正デモクラシー-有馬頼寧日記1919』(日本経済新聞社)で第56回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 怖がりで気難しくて涙もろい不出世の名文章家。没後50年を迎えた内田百間の残した作品と戦前・戦後の膨大な日記を、稀代の日記読みが丹念に読み込む。周辺の事実と照合しながら、その「わがまま」な人生を再構築する。
要旨 怖がりで気難しくて涙もろい不世出の名文章家。すべての作品と日記を「日記読み魔」が逍遙し、その人生と昭和戦前・戦中期という時代を活写する没後50年、初の評伝。
目次 ロッパ日記から百間日記へ;捨て子の母、野心家の父;初恋日記の行方;素琴先生と仲間たち;此縁談は調へ難し;百間成婚、君に先んぜらる;帝国大学は出たものの;漱石先生の死;海軍機関学校とスペイン風邪;大正八年春、家計破綻す;豚小屋の法政大学;『冥途』と殺人事件;大震災と高利貸;債鬼に追われて三千里;芥川の死と砂利場の日々;法政航空研の「陽気な秘密」;内田百間の空想は偉なり;法政大学の空騒ぎ;『百鬼園随筆』と風船画伯;二・二六事件から「相剋記」へ;事変前夜の桑原会;支那事変と「東京日記」;日本郵船の夢獅山房;太平洋戦争と錬金術;東京焼盡、滂沱の涙;掘立小屋からの脱出;「サラサーテの盤」と「阿房列車」;摩阿陀会の黄昏
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-005439-6   4-12-005439-X
書誌番号 1113886401
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113886401

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