フィールドワーク/映画批評 --
金子遊 /著   -- 森話社 -- 2021.6 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル 光学のエスノグラフィ
副書名 フィールドワーク/映画批評
著者名等 金子遊 /著  
出版 森話社 2021.6
大きさ等 20cm 286p
分類 778.04
件名 映画
著者紹介 批評家、映像作家。多摩美術大学准教授、芸術人類学研究所所員。映像、文学、フォークロアを領域横断的に研究する。『映像の境域』(森話社、2017年)でサントリー学芸賞<芸術・文学部門>受賞。その他の著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社、2015年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:光学の民族誌. 民族誌家としてのアーティスト. ツァイ・ミンリャン、時間を描く画家. アピチャッポンと東北の森. 亜熱帯のコスモポリタン. 台南とシュルレアリスム. 神話を彫塑する. エスノフィクションの方法. 久高島のコスモロジー. むきだしの縄文. 革命の民族誌. 光の叙事詩. リティ・パンと七つの外部記憶. ポスト東欧革命の映像. ソーシャル・デザインとしての太陽花占拠
内容紹介 ロバート・フラハティからジャン・ルーシュへと連なる映像人類学をはじめ、王兵、ツァイ・ミンリャンといったアジアの映画作家まで、人類学的フィールドワークと映画批評を横断し、映像のなかに個を超えた人類の歴史、習俗、営みを見出す、批評の新地平。
要旨 すべての映画は民俗の記録である。撮ること、観ること、考えること―。これらの営みの総体として、映画は形成されている。ロバート・フラハティからジャン・ルーシュへと連なる映像人類学をはじめ、アピチャッポン・ウィーラセタクン、王兵、ツァイ・ミンリャン、エドワード・ヤンといったアジアの映画作家まで、人類学的フィールドワークと映画批評を横断し、映像のなかに個を超えた人類の歴史、習俗、営みを見出す。サントリー学芸賞受賞作『映像の境域』を発展させた批評の新地平。
目次 プロローグ 光学の民族誌;1 光学的イメージの旅(民族誌家としてのアーティスト―マヤ・デレンとヴードゥー信仰;ツァイ・ミンリャン、時間を描く画家;アピチャッポンと東北の森;亜熱帯のコスモポリタン―エドワード・ヤン論;台南とシュルレアリスム―『日曜日の散歩者』);2 民族誌映画のフィールド(神話を彫塑する―ロバート・フラハティ論;エスノフィクションの方法―ジャン・ルーシュ論;久高島のコスモロジー;むきだしの縄文―『海の産屋』と『廻り神楽』);3 革命と戦争の世紀(革命の民族誌―ストローブ=ユイレ論;光の叙事詩―王兵の『鉄西区』と『死霊魂』;リティ・パンと七つの外部記憶;ポスト東欧革命の映像―チェコ、マケドニア、ボスニア;ソーシャル・デザインとしての太陽花占拠)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-160-6   4-86405-160-7
書誌番号 1113886936
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113886936

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