パンデミックと向きあう哲学 -- 未来哲学双書 --
山内志朗 /著   -- 未来哲学研究所 -- 2021.6 -- 19cm -- 247p

資料詳細

タイトル 無駄な死など、どこにもない
副書名 パンデミックと向きあう哲学
シリーズ名 未来哲学双書
著者名等 山内志朗 /著  
出版 未来哲学研究所 2021.6
大きさ等 19cm 247p
分類 114.2
件名 生死
著者紹介 1957年生まれ。専攻、中世哲学。東京大学大学院博士課程単位取得。新潟大学人文学部教授を経て、現在、慶應義塾大学文学部教授。著書に、『普遍論争─近代の源流としての』(哲学書房、1992、後平凡社ライブラリー)ほかがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 不慮の死に見舞われたコロナ禍の死者たちに捧げる、哲学の歌「無意味な死、無駄な死など、ない」。死を終末であり、無意味な断絶と捉えるのは、近代の幻影ではなかったか。虚無と断絶を突き抜け、未来に向けて「風」を吹き通すための、祈りと歌とヴィジョン。
要旨 中世、イスラーム、修験道…近代の「外」を手がかりに、パンデミックの均質な砂漠と、デジタルな光の散乱とに抗って、細やかにして、起爆力を備えた思想の「影」を掘り起こす。コロナ禍の憂鬱を言葉の力でほどくために。
目次 序章 雪と重力;第1章 コロナの廃墟で哲学は可能か;間奏の章1 通底する存在と情念;第2章 人はなぜ死ぬのか;間奏の章2 言葉と肉体と風;第3章 死者とともに住む村;第4章 死の表象の変容;第5章 “今”を舞い続けるものとしての生;終章 断末魔の苦しみも、無駄に経験されるのではない;東方的なるものと湯殿山―二つの対話;対談 情熱の人、井筒俊彦の東方
ISBN(13)、ISBN 978-4-910154-21-3   4-910154-21-3
書誌番号 1113886939
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113886939

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