ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか --
佐藤優 /著   -- 集英社インターナショナル -- 2021.6 -- 20cm -- 542p

資料詳細

タイトル 「悪」の進化論
副書名 ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか 同志社大学講義録
著者名等 佐藤優 /著  
出版 集英社インターナショナル 2021.6
大きさ等 20cm 542p
分類 407
件名 サイエンスコミュニケーション , 宗教と科学 , 進化論-歴史
著者紹介 作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、2005年に執行猶予付き有罪判決を受ける。2009年に最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『ファシズムの正体』(インターナショナル新書)、『未来のエリートのための最強の学び方』(集英社インターナショナル)など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 現代科学を根底から変えた進化論。そこには語られざる「暗黒面」があった。生物学のみならず、現代史をも変えてしまったダーウィニズムの功罪を、佐藤優が解剖する。同志社大学で行なわれた「伝説の集中講義」を、学生たちとのやりとりも含めて完全再現。
要旨 チャールズ・ダーウィンが発表した進化論は従来の世界観を根底から覆し、科学に「パラダイム・シフト」を起こした。そして、今日もなお、ダーウィニズムは「人間とは何か」「生命とは何か」を考える原点として多大な影響力を持っている。まさに「近代史を変えた思想」だ。だがその一方で、進化論はダーウィンの意図を逸脱した形で受容されてきた。その結果、生まれたのが、人種差別を肯定する社会進化論であり、また人類の「進化」を企図する共産主義であったが、その「悪」は今ふたたび世界に広がりつつある。日本を代表する知性・佐藤優が同志社大学「伝説の集中講義」で縦横無尽に語り尽くした、ダーウィニズムと現代史の関係をここに完全再現する。
目次 序 講義を始める前に;第1講 トランプも悪用した「進化論」のロジック;第2講 今も残る「社会進化論」の害毒;第3講 ナチズムの父はダーウィンだった?;第4講 歴史もまた「進化」するか―唯物史観;第5講 スターリンに影響を与えたダーウィニズム;第6講 宗教になった「マルキシズム」;第7講 「神殺し」をするドーキンス進化論
ISBN(13)、ISBN 978-4-7976-7398-2   4-7976-7398-2
書誌番号 1113887682
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113887682

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磯子 公開 Map 407 一般書 利用可 - 2071431145 iLisvirtual