米軍占領下復興を求めた人々の生存と希望 --
謝花直美 /著   -- 有志舎 -- 2021.6 -- 20cm -- 271p

資料詳細

タイトル 戦後沖縄と復興の「異音」
副書名 米軍占領下復興を求めた人々の生存と希望
著者名等 謝花直美 /著  
出版 有志舎 2021.6
大きさ等 20cm 271p
分類 219.9072
件名 沖縄県-歴史 , 日本管理政策
著者紹介 1962年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了(博士、文学)。現在、沖縄大学地域研究所特別研究員、沖縄大学・沖縄国際大学非常勤講師、沖縄タイムス記者。専門は、沖縄戦後史、沖縄戦。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 米軍占領下の沖縄復興は本土の復興とは全く違うものだった。過酷な沖縄戦を生き延びた人々が、復興の中でも多くのものを失い、それでもなお生きつないでいった姿を、生存と生活の場(生活圏)から描き出す。
要旨 沖縄の人々は沖縄戦から米軍占領下の戦後にかけて、戦場での彷徨・避難、収容所への移動から帰還、さらに海外からの引揚げなど、生活を破壊され移動に次ぐ移動を強いられた。本書は、これまでの歴史叙述が取りこぼしていた人々の生活の場(生活圏)に注目し、米軍占領下の復興というものがいかなるものであり、ある復興が別の復興を妨げてしまうという「復興の異音」に耳を傾けながら、戦後沖縄の原風景を生身の人間の姿に即して描き出す。巧妙に占領への協力が作り出され、窒息しそうな社会の中でも、希望の兆しを人々は生活の場からいかにして創り出していったのか。
目次 序章 戦後沖縄 占領下の生活・生存/復興の中の「異音」;第1章 ミシンと復興―女性たちの「生活圏」と共助;第2章 移動と引揚げがつくった「金武湾」という地―米軍占領下、沖縄の生存と労働;第3章 「復興」の中の離散―垣花と軍港で働く人々;第4章 「復興」に奪われた真和志村;第5章 「オフ・リミッツ」と「米琉親善」による境界編成;第6章 「アカ」と「第一次琉大事件」;終章 「気持ちまでは取られない」
ISBN(13)、ISBN 978-4-908672-49-1   4-908672-49-0
書誌番号 1113888172
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113888172

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中央 5階人文科学 Map 219.9 一般書 利用可 - 2071163361 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 219 一般書 利用可 - 2071477617 iLisvirtual