清原悠 /編, 明戸隆浩 /〔ほか執筆〕   -- 共和国 -- 2021.5 -- 19cm -- 435p

資料詳細

タイトル レイシズムを考える
著者名等 清原悠 /編, 明戸隆浩 /〔ほか執筆〕  
出版 共和国 2021.5
大きさ等 19cm 435p
分類 316.8
件名 人種差別
注記 欧文タイトル:anti‐Racism
注記 文献あり
注記 奥付のタイトル(誤植):レイシズムをを考える
著者紹介 【清原悠】1982年生まれ。立教大学兼任講師。専攻は、社会運動論、メディア論。論考に、「『ヘイト本』のメディア論」『唯物論研究年誌』(22号、2017)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:差別に抗するために学ぶ 清原悠著. 日常をとりまくレイシズム 金友子著. 一世紀前の「ヘイトの時代」から考える 兼子歩著. レイシズムの精神分析 松本卓也著. レイシズムの社会心理学的研究 高史明著. 差別とは何か 堀田義太郎著. 資本主義・国民国家・レイシズム 隅田聡一郎著. ヘイトスピーチとナショナリズム 山崎望著. ヘイトクライム、あるいは差別の政治化について 間庭大祐著. 国籍と戸籍 遠藤正敬著. 日本型ヘイトスピーチを支える一九五二年体制 梁英聖著. 「左翼的なもの」への憎悪 百木漠著. ネット右派の起源 伊藤昌亮著. 差別否定という言説 明戸隆浩著. 朝鮮人差別克服のための闘い 山本興正著. 公的レイシズムとしての環境レイシズム 澤佳成著. ヘイトに立ち向かう社会的免疫力 小林ハッサル柔子著. リベラリズムにおけるヘイトスピーチへの対抗策 安部彰著. ヘイトスピーチに対する大学の対応のあり方 堀田義太郎著. トランスナショナル・ヒストリーとしての美術史に向けて 山本浩貴著. プロパガンダの中の「日本人」 五味渕典嗣著. 戦後補償問題に取り組む社会運動 清原悠著
要旨 社会を覆い尽くそうとしている、レイシズム、ヘイトスピーチをはじめとする各種の差別を、わたしたちはどう考え、どう対抗すればいいのか。気鋭の研究者21名によるさまざまなアプローチを通して、この腐った現実に楔を打ち込む決定的な論集。主要ブックガイドを附す。
目次 第1部 差別とは何か(日常をとりまくレイシズム;一世紀前の「ヘイトの時代」から考える―アメリカ南部におけるリンチとその歴史的背景;レイシズムの精神分析―ヘイトスピーチを生み出す享楽の論理;レイシズムの社会心理学的研究;差別とは何か;資本主義・国民国家・レイシズム―反レイシズム法の意義と限界);第2部 差別を支えるもの(ヘイトスピーチとナショナリズム;ヘイトクライム、あるいは差別の政治化について―アレントの全体主義からレイシズムを考えるための試論;国籍と戸籍;日本型ヘイトスピーチを支える一九五二体制―「在日特権」を生み出す戦後日本の入管法制;「左翼的なもの」への憎悪―ヘイトスピーチを増幅させるもの;ネット右派の起源―九〇年代後半のネット右派論壇の成り立ち;多様性を祝う―『仲良くしようぜパレード』が喚起した感情/情動);第3部 差別に抗する(差別否定という言説―差別の正当化が社会にもたらすもの;朝鮮人差別克服のための闘い―日本朝鮮研究所の反差別語闘争を中心に;公的レイシズムとしての環境レイシズム―環境正義運動の示唆する社会変革への視座;ヘイトに立ち向かう社会的免疫力―オーストラリアのイスラムフォビアの事例から;リベラリズムにおけるヘイトスピーチへの対抗策―ミルとローティからの応答;ヘイトスピーチに対する大学の対応のあり方;トランスナショナル・ヒストリーとしての美術史に向けて―プリティッシュ・ブラック・アートを中心にレイシズムに抗するアートを考える;プロパガンダの中の「日本人」―文学研究とレイシズム批判の接続に向けて;戦後補償問題に取り組む社会運動―歴史に埋め込まれたレイシズムに向き合うことの意味)
ISBN(13)、ISBN 978-4-907986-38-4   4-907986-38-6
書誌番号 1113889454
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113889454

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