兼家妻として「書く」ということ -- 新装版 --
斎藤菜穂子 /著   -- 武蔵野書院 -- 2021.6 -- 21cm -- 277p

資料詳細

タイトル 蜻蛉日記新考
副書名 兼家妻として「書く」ということ
版情報 新装版
著者名等 斎藤菜穂子 /著  
出版 武蔵野書院 2021.6
大きさ等 21cm 277p
分類 915.33
件名 蜻蛉日記
個人件名 藤原道綱母
注記 索引あり
著者紹介 1970年東京都生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、早稲田大学非常勤講師を務める。著書に『蜻蛉日記研究―作品形成と「書く」こと―』(武蔵野書院)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:時姫との「真菰草」の贈答歌考. 上巻の御代替わり考. 小弓の記事における「柳の糸」と「柳のまゆ」の贈答歌考. 中巻の「桃の節句」と「小弓」の記事について. 安和の変直後の長精進と病臥. 兼家の御嶽詣. 愛宮への長歌と「多武峯より」との関わり. 愛宮との贈答歌記事と屏風歌記事の意味. 中巻の「内裏の賭弓」の意義. 下巻の正二月・閏二月の漢詩文的表現群. 『蜻蛉日記』における「書く」ことと〈兼家妻〉としての自意識
内容紹介 道綱母が憂いを綴ったと解されることが多い『蜻蛉日記』だが、上巻に「兼家の詠草を記録するという事業への道綱母の協力」という役割のあった事が論じられている。そこで、全編が“兼家妻”の立場で書かれたとし、11の論で、ありようとその形成を考察する。
ISBN(13)、ISBN 978-4-8386-0754-9   4-8386-0754-7
書誌番号 1113889639
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113889639

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