考える自由を取り戻すための〈SF思考〉 --
樋口恭介 /著   -- 筑摩書房 -- 2021.7 -- 19cm -- 270p

資料詳細

タイトル 未来は予測するものではなく創造するものである
副書名 考える自由を取り戻すための〈SF思考〉
著者名等 樋口恭介 /著  
出版 筑摩書房 2021.7
大きさ等 19cm 270p
分類 304
件名 技術と文明 , 空想科学小説
注記 文献あり
著者紹介 1989年生まれ。岐阜県出身、愛知県在住。早稲田大学文学部卒業。外資系コンサルティングファームに勤務。現在はテクノロジー部門のマネージャーを務め、DX戦略を中心とする案件を手掛ける。並行して、スタートアップ企業Anon Inc.にてCSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務め、多くのSFプロトタイピング案件を手掛けるとともに、SFプロトタイピングに関する情報発信を行い、日本国内におけるSFプロトタイピングの普及と発展を推進する。『構造素子』(早川書房)で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞して作家デビュー。同作は第49回星雲賞にノミネートされる。その他の著書に評論集『すべて名もなき未来』(晶文社)。ジャンルを問わず寄稿・講演等多数。文芸・テクノロジー・ビジネスの垣根を越えた言論活動を展開している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 意味や価値のわからない仕事を再生産し続ける「制約事項」を爆破し、「本当のイノベーション」に向かって考える自由を取り戻すために。気鋭のSF作家、ITコンサルタントの著者が贈る理論と実践の書。物語の力と共に、出口の見えない退屈な現実を打破する。
要旨 「事例は?」「エビデンスは?」「効果は?」―形骸化したルールや管理指標に絡めとられ、日本社会はいま停滞の中にある。イノベーションの経験も、その記憶すらも失われつつある。前例主義は過去を縮小再生産し、過去でできた現在を未来にすりかえる。妄想を、理想を恐れないこと。イシューからはじめないこと。「世界は変えられる」と本気で信じる想像力を持つこと。物語の力とともに、出口の見えない退屈な現実を打破し、自由な思考と戯れるために。
目次 1 “SF思考”とは何か?(物語の力;オルタナティブを思考/志向する“SF思考”;世界におけるSFとビジネスの関係);2 “SFプロトタイピング”をはじめる(自由な思考・議論のためのマインドセット;SFプロトタイピングのプロジェクト進行;物語のアプローチを考える;物語を生み出すコツ);3 “SFプロトタイピング”のケーススタディ(未来の服を考える「母を着る」;未来の都市を考える「ペーンポーイ文明における都市型演算機構の活用事例(『ペーンポーイ民俗史研究』第二七号掲載)」;COVID‐19以降の社会を考える「踊ってばかりの国」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-86476-5   4-480-86476-8
書誌番号 1113890579
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113890579

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