論破しがたいテーゼ --
ハインツ・シュタイナート /著, 佐々木博光 /訳   -- ミネルヴァ書房 -- 2021.6 -- 22cm -- 371,7p

資料詳細

タイトル マックス・ヴェーバーに構造的欠陥はあるのか
副書名 論破しがたいテーゼ
著者名等 ハインツ・シュタイナート /著, 佐々木博光 /訳  
出版 ミネルヴァ書房 2021.6
大きさ等 22cm 371,7p
分類 331.5
件名 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
個人件名 ヴェーバー,マックス
注記 原タイトル:MAX WEBERS UNWIDERLEGBARE FEHLKONSTRUKTIONEN
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ハインツ・シュタイナート】社会学者。1942年、ポーランドのチェシンに生まれる。ウィーンで哲学、心理学、文芸諸学を学ぶ。1967年博士号取得。1972年グラーツ大学の社会学で教授資格を取得。ウィーンの「法・犯罪社会学研究所」の共同設立者で、所長を長年務めた。同時に、フランクフルト大学で社会学の教授職を兼務。2007年の退職後は、亡くなる2011年まで主として執筆活動に専念。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 マックス・ヴェーバーの「プロ倫」の実相と神話化に至るまでの歴史を読み解く。論理が一貫しないなど、「プロ倫」の「設計ミス」の実相を、ドイツにおける自由主義の崩壊や産業資本主義からフォード主義への移行など、ヴェーバーの時代経験から捉える本。
要旨 ヴェーバー研究の泰斗ハルトムート・レーマン氏が推薦する、刺激的なマックス・ヴェーバー批判の書。古典として君臨するマックス・ヴェーバーの「プロ倫」の実相と今日の神話化に至るまでの歴史を読み解いていく。先入観を排し、講読を通じて、論理が一貫しないなど、「プロ倫」の「設計ミス」の実相を、ドイツにおける自由主義の崩壊や産業資本主義からフォード主義への移行など、ヴェーバーの時代経験から捉える。
目次 第1部 「大きな物語」と職人的な慎重さ(いかがわしい統計とビスマルク「文化闘争」の思い出;世紀転換期ドイツ帝国のプロテスタンティズム ほか);第2部 史的連関の論理(史的概念構成の問題―「理念型」は、並みの、さして理想的とは言えない類型と、どこが違うのか;因果律と選択親和性―資本主義はどのように生まれ、どのように困難を切り抜け、いかにして必要なものを調達し、そしていかにその選択親和性を育んだのか ほか);第3部 学問の進歩の遮断(「トレルチュ=ヴェーバー=テーゼ」とその批判者―議論する教授たち;経験的な研究の一〇〇年―論駁と継続 ほか);第4部 世紀末プロイセンの「プロテスタンティズムの倫理」(時代の概念ストック;世紀転換期の経験 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09207-9   4-623-09207-0
書誌番号 1113890983

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