やがて来たる子どもたちのための倫理学 --
戸谷洋志 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2021.7 -- 20cm -- 274p

資料詳細

タイトル ハンス・ヨナス未来への責任
副書名 やがて来たる子どもたちのための倫理学
著者名等 戸谷洋志 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2021.7
大きさ等 20cm 274p
分類 151.2
件名 責任 , 技術哲学
個人件名 ヨーナス,ハンス
注記 欧文タイトル:HANS JONAS RESPONSIBILITY FOR THE FUTURE
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1988年生まれ。哲学専攻。関西外国語大学・准教授。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。単著に『Jポップで考える哲学――自分を問い直すための15曲』(講談社、2016年)、『ハンス・ヨナスを読む』(堀之内出版、2018年)、『原子力の哲学』(集英社、2020年)、共著に『棋士と哲学者――僕らの哲学的対話』(イーストプレス、2018年)、『漂泊のアーレント 戦場のヨナス――ふたりの二〇世紀 二つの旅路』(慶應義塾大学出版会、2020年)がある。第31回暁烏敏賞(2015年)、第41回エネルギーフォーラム賞優秀賞(2021年)受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 科学技術文明において、現在世代は未来世代を滅ぼすことができる。ユダヤ人として20世紀を生き、自ら戦場に立ったハンス・ヨナスは、なぜ「未来への責任」を見出し、そしてどのような思索を重ねたのか。気鋭の若手による、ヨナス研究の新たな地平。
要旨 テクノロジーは、遠い未来にまで影響を及ぼす。したがって私たちは、まだ生まれていない未来世代に対し、責任を負わなければならない。直感的にはそう思える。しかし、存在していない者とは合意形成ができず、またそこに人権を認めることもできない。ここに、ハンス・ヨナスの提唱した、まったく新しい未来倫理学の考え方が呼び出される。ユダヤ人として二〇世紀を生き、自ら戦場に立った彼は、なぜ「未来への責任」を見出し、そしてどのような思索を重ねたのか。気鋭の若手による、ヨナス研究の新たな地平。
目次 第1章 人間と想像力―哲学的人間学1;第2章 歴史をめぐる問い―哲学的人間学2;第3章 死の存在論とニヒリズム―哲学的生命論1;第4章 テクノロジーの脅威―技術論;第5章 生命とは何か―哲学的生命論2;第6章 傷つきやすさへの責任―未来倫理学1;第7章 未来世代への責任―未来倫理学2;第8章 アウシュヴィッツ以降の神―神学;おわりに―やがて来たる子どもたちのために
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2755-4   4-7664-2755-6
書誌番号 1113891925

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