30人に憑依された女性の記録 --
奥野修司 /著   -- 講談社 -- 2021.7 -- 20cm -- 270p

資料詳細

タイトル 死者の告白
副書名 30人に憑依された女性の記録
著者名等 奥野修司 /著  
出版 講談社 2021.7
大きさ等 20cm 270p
分類 147.3
件名 憑物 , 東日本大震災(2011)
著者紹介 ノンフィクション作家。『ナツコ――沖縄密貿易の女王』で、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『ねじれた絆――赤ちゃん取り違え事件の十七年』ほか著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 宮城県の古刹・通大寺では、人間に「憑依」した死者を成仏させる「除霊」の儀式が、今も行われている。震災後、30人を超える霊に憑かれた女性と、その魂を送った金田諦應住職。彼女の憑依体験から除霊の儀式までを、ノンフィクション作家・奥野修司が描く。
要旨 震災後、30名を超える死者に憑かれた20代の女性―。その体験を、除霊した古刹の住職と彼女の証言から書き起こした、彷徨える魂の記録。
目次 第1部 予兆(「おにぎりが食べたい」と言った男子高校生の思い;下半身がない海軍軍人が守りたかった家族の未来;「除霊」の儀式はどう行われたのか;5歳の男の子の魂に感じた罪の意識);第2部 乱入(「娘をさがしに行かせろ」と叫ぶ死者の慟哭;弟の手を離した少女の後悔;津波で家族を喪ったことに耐えられなかった男性の霊;津波から逃げ遅れた妊婦が伝えたかったこと;餓死した犬は最期に何を見たのか?);第3部 祈り(愛する老妻を1人残して死んだおじいさんの心配;死にたくなかったと訴える大学生の苦悶;2人の子供を残して亡くなった母親の無念;福島原発で亡くなった男性が訴える家族への心残り;「父より先に死んだぼくは、地獄に落ちますか?」12歳の祈り)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-523403-7   4-06-523403-4
書誌番号 1113892151
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113892151

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