講談社現代新書 --
筒井康隆 /著   -- 講談社 -- 2021.7 -- 18cm -- 163p

資料詳細

タイトル 活劇映画と家族
シリーズ名 講談社現代新書
著者名等 筒井康隆 /著  
出版 講談社 2021.7
大きさ等 18cm 163p
分類 778.253
件名 映画-アメリカ合衆国 , 家族-芸術上
著者紹介 1934年大阪市に生まれる。57年同志社大学文学部卒業。作家。65年にSF小説『東海道戦争』を処女出版。以後『家族八景』『大いなる助走』などで人気を集める。80年代は前衛的な方向に転じ『虚人たち』で泉鏡花賞を受賞。『夢の木坂分岐点』(谷崎潤一郎賞受賞)、『朝のガスパール』(日本SF大賞)、『わたしのグランパ』(読売文学賞)、『モナドの領域』(毎日芸術賞)、2002年に紫綬褒章、2010年に菊池寛賞を受章。主な作品に『アフリカの爆弾』『時をかける少女』『虚航船団』『残像に口紅を』『文学部唯野教授』『誰にもわかるハイデガー』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 文化と人間性を考察する意欲作。新書・小説の枠を超え、混乱の第2次世界大戦前夜から復興を迎えた映画全盛期につくられた活劇映画の魅力と溢れるヒューマニティを痛快に描きつくした1冊。家族の「悪」、疑似家族の絆などを描き、「家族とは何か」を問う。
要旨 家族が、友が、仲間が、歌い、叫び、そして燃えあがる!母親に支配される凶悪なギャングの親分。先頭に立って息子たちを犯罪に導くギャングママ。家族の生活を助けようとして自ら悪の世界に踏み込む男。プロ集団としての疑似家族が歌って楽しむ団欒シーンには世界家族を目指す監督の意志があり、ひたすら面白い映画を創ろうとした、よき時代のスタアたちによる家族愛は、われわれを映像の世界に引きずり込んでやまない。小説界の巨人が名作映画の魅力と家族の「悪」、疑似家族の絆などを絶妙な筆致で描き尽くす。「家族とは何か」を問う巨匠の力作は必読の書である!
目次 家族と疑似家族;1 「白熱」「血まみれギャングママ」「前科者」;2 ハワード・ホークス監督「ハタリ!」の疑似家族;3 ジョン・ヒューストンに始まるボギーの一族;4 西部劇の兄弟
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-524550-7   4-06-524550-8
書誌番号 1113892154
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113892154

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