人権と文化コモンズ --
山田奨治 /著   -- 人文書院 -- 2021.7 -- 20cm -- 302p

資料詳細

タイトル 著作権は文化を発展させるのか
副書名 人権と文化コモンズ
著者名等 山田奨治 /著  
出版 人文書院 2021.7
大きさ等 20cm 302p
分類 021.2
件名 著作権
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1963年生。現在、国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授。京都大学博士(工学)。専門は情報学、文化交流史。筑波大学大学院修士課程医科学研究科修了後、(株)日本アイ・ビー・エム、筑波技術短期大学助手などを経て現職。ケンブリッジ大学ウォルフソン・カレッジ、フランス国立社会科学高等研究院、ハーバード大学ライシャワー研究所で客員研究員等を歴任。主な著作に、『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』『日本の著作権はなぜもっと厳しくなるのか』『東京ブギウギと鈴木大拙』(以上、人文書院)、『〈海賊版〉の思想 18世紀英国の永久コピーライト闘争』(みすず書房)、『禅という名の日本丸』(弘文堂)、『情報のみかた』(弘文堂)、『日本文化の模倣と創造 オリジナリティとは何か』(角川書店)など。『東京ブギウギと鈴木大拙』で第31回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 複雑になるだけの著作権は本当に文化のためになっているのか?それはユーザーの権利を阻害していないだろうか?権利論とコモンズ論を基軸に人文社会、自然科学の知見を幅広く援用し、そもそも文化とは何かまで根底的に問い直す。著作権のパラダイム転換へ。
要旨 複雑になるだけの著作権は本当に文化のためになっているのか?それはユーザーの権利を阻害していないだろうか?本書はこうした観点から、権利論とコモンズ論を基軸に人文社会、自然科学の知見を幅広く援用し、そもそも文化とは何かまで根底的に問い直す。ユーザーの人権という視点から、数百年に及ぶ著作権のパラダイム転換を提案する意欲作。
目次 第1部 作者とユーザーの人権(著作権の人権論;障害者アートをめぐって;ユーザーの人権;作品が身体化する);第2部 「文化」とは何か(「文化」概念の変遷;日本の「文化」概念の現在地);第3部 文化のコモンズへ(文化コモンズを考える;「海賊版」からオープンアクセスへ;「文化の発展」のために)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-24139-4   4-409-24139-7
書誌番号 1113895322

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 021.2 一般書 利用可 - 2071078887 iLisvirtual
公開 Map 021 一般書 利用可 - 2063667334 iLisvirtual