竹国友康 /著   -- 有志舎 -- 2021.7 -- 20cm -- 332p

資料詳細

タイトル 日本を生きた朝鮮牛の近代史
著者名等 竹国友康 /著  
出版 有志舎 2021.7
大きさ等 20cm 332p
分類 645.3
件名 , 畜産業-朝鮮-歴史 , 日本-外国関係-朝鮮-歴史-明治以後
注記 文献あり
著者紹介 1949年生まれ、京都大学卒業、元・予備校講師。著書に『リトル・トウキョウ物語』(四季書房)、『現代文と格闘する』(共著、河合出版)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 かつて日本の農村や都市では、多くの朝鮮牛(赤牛)が人びとと共に働き、濃やかな関係を結び、生きていた。日本と朝鮮の歴史を踏まえつつ、日本の人びとの暮らしを支えた牛たちの「いのちの歴史」から、未来に向けた日本・コリアの対話の道をさぐっていく。
要旨 牛が田畑を耕す役用牛として農民と共に力強く働いていた光景、それはもはや人びとの記憶から失われ過去のものとなってしまった。しかし、かつて一五〇万頭をこえる朝鮮牛が海を渡り、日本の地で人びとと共に働き、日本の人びとと濃やかな関係を結んでいたのである。本書は、日本と朝鮮の間の歴史をふまえつつ、日本を生きた朝鮮牛をめぐる記憶の糸を掘り起こし、その近代史を織り上げ、未来に向けた日本・コリアの対話の道をさぐっていく。
目次 はじめに―韓国晋州の闘牛大会から;第1章 朝鮮農業と朝鮮牛―牛の役利用を支えた慣行・制度;第2章 朝鮮牛の移出が始まる(移出入第一期)―牛が渡った「海の道」;第3章 検疫制度を中心とする機構整備(移出入第二期)―朝鮮牛移出入の国策化;第4章 「帝国」を生きた朝鮮牛―本国・植民地を貫く農業政策のもとで;第5章 戦時期の朝鮮牛(移出入第三期)―軍需と戦時「動員」;第6章 松丸志摩三 その人と思想―朝鮮の「農」と総督府「農政」の間で;第7章 朝鮮牛の「現在」―日韓の農畜産業をめぐって;おわりに―いのちの論理へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-908672-50-7   4-908672-50-4
書誌番号 1113895726
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113895726

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