草思社文庫 --
渡辺尚志 /著   -- 草思社 -- 2021.8 -- 16cm -- 294p

資料詳細

タイトル 江戸・明治百姓たちの山争い裁判
シリーズ名 草思社文庫
著者名等 渡辺尚志 /著  
出版 草思社 2021.8
大きさ等 16cm 294p
分類 651.15
件名 入会権 , 裁判-日本-歴史-江戸時代 , 農民-日本-歴史-江戸時代
注記 文献あり
内容紹介 江戸時代の百姓たちにとって山から得られる資源の確保は死活問題だった。山のどこまでが自分の領域かをめぐって村々はしばしば対立し、領主や幕府にしきりに訴訟を起こした。熾烈な争いと相互協力への努力を、当事者の肉声を記した史料から克明に描く。
要旨 江戸時代の百姓たちにとって、食料、田畑の肥料、燃料、建材などの山から得られる資源の確保は、死活問題だった。山は近隣の村々で共同利用されることが多かったが、山のどこまでが自村の領域かをめぐって村々はしばしば対立し、領主や幕府にしきりに訴訟を起こした。時を経て明治を迎えると、政府の近代化政策により村々は村境画定を迫られ、山争いはいっそう加熱してゆく。―山をめぐる熾烈な争いと相互協力への努力を、当事者の肉声を記した史料から克明に描く。
目次 序章 江戸時代の山と村;第1章 室町・戦国・江戸・明治―日本人は山とどう付き合ってきたか 全国各地の事例より;第2章 江戸後期、信濃国―百姓同士の山争いを、武士がバックアップ 松代藩領村々vs.幕府領村々;第3章 幕末、出羽国―東北の村の山争いは、江戸でも進行していた 山口村名主、幕府に決死の嘆願;第4章 明治維新で山争いはどう変わったか 山形県 山口村vs.田麦野村、二十数年の死闘;終章 争いを経て守られた林野
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2533-7   4-7942-2533-4
書誌番号 1113895884

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