日本に亡命した台湾独立運動者の回想1924-1949 -- 草思社文庫 --
王育徳 /著, 近藤明理(王明理) /編集協力   -- 草思社 -- 2021.8 -- 16cm -- 382p

資料詳細

タイトル 「昭和」を生きた台湾青年
副書名 日本に亡命した台湾独立運動者の回想1924-1949
シリーズ名 草思社文庫
著者名等 王育徳 /著, 近藤明理(王明理) /編集協力  
出版 草思社 2021.8
大きさ等 16cm 382p
分類 289.2
個人件名 王 育徳
内容紹介 戦後蒋介石の独裁政権を批判し日本に亡命。終生台湾独立運動に力を注いだ「日本語世代」が多感な青春期と重ねて昭和初期の台湾社会を描いた記録であり、台湾と日本をこよなく愛し、「台湾独立運動の父」となり波乱万丈の人生を駆け抜けた志士の青春録。
要旨 台湾が日本統治下にあった1924年、台南の裕福な商家に生まれた著者が、少年~青年期の成長の軌跡と重ねながら、近代化途上にあった台湾社会の諸相を活写した貴重な記録文学。封建制が色濃く残る生家への反発、熱誠溢れる日本人教師との交流、戦後台湾へやってきた中国国民党政府への違和感―日本統治時代と戦後の混乱期をいきいきとした筆致で回想する。やがて青年は、軍事独裁を敷く国民党政府に兄を殺されたのち日本へ亡命し、学業を再開。台湾語研究の第一人者となり、また台湾民主化を求める「台湾独立運動の父」となった。台湾と日本を愛し、波乱万丈の人生を駆け抜けた志士の青春録。
目次 第1章 大家族;第2章 子供時代;第3章 末廣公学校;第4章 台南一中;第5章 台北高等学校;第6章 東京帝国大学;第7章 終戦;第8章 国民党;第9章 二二八事件
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2532-0   4-7942-2532-6
書誌番号 1113895885
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113895885

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