小学館文庫 --
谷口桂子 /著   -- 小学館 -- 2021.8 -- 15cm -- 284p

資料詳細

タイトル 食と酒吉村昭の流儀
シリーズ名 小学館文庫
著者名等 谷口桂子 /著  
出版 小学館 2021.8
大きさ等 15cm 284p
分類 910.268
個人件名 吉村 昭
注記 文献あり 著作目録あり
内容紹介 日本人の知られざる歴史と庶民の生活を描いた作家・吉村昭の唯一の楽しみは、「食べること、呑むこと」だった。吉村昭と、夫人で芥川賞作家・津村節子の生活の細部を、2人が書いた随筆、小説、対談などから紐解き、吉村昭が愛した日本の食と酒を紹介する。
要旨 日本人の知られざる歴史と庶民の生活を描いた人気作家吉村昭の唯一の楽しみは「食べること、呑むこと」だった。吉村昭と、夫人で芥川賞作家の津村節子の生活の細部を、二人が書いた随筆、小説、対談などを読み込んで活写し、吉村昭が愛した日本の食と酒、そして取材旅行で訪れたさまざまな町の味を紹介する。下町に生まれ、人との関わりを何よりも大切にした吉村昭にとっての「いい味、いい旅」とは何だったのか。夫婦ともに多忙な作家だった吉村家の毎日の献立は?吉村昭の食と酒、そして旅を通じて浮かび上がる夫婦の絆と愛情。
目次 第1章 「食いしん坊」のルーツ(一食一食が大きな関心事;戦争と大病が、食に執着する理由;生涯忘れなかった父母の教育;これだけは譲れない飲食哲学);第2章 唯一の楽しみは酒(文壇酒徒番附で東の横綱;「酒中日記」にみる酒の遍歴;かたく守った酒の二大戒律;酔って、都々逸、ソーラン節を熱唱);第3章 下町の味(日暮里―郷愁のカレーそばとアイスクリーム;上野―洋食の決め手はウスターソース;淺草―そばと天ぷらで一人静かに酒を飲む);第4章 旅の味―長崎/宇和島/北海道など…(『戦艦武蔵』の舞台・長崎で百発百中の店選び;ほのぼのとした人情の宇和島で鯛めしと朝のうどんを味わう;各駅停車の旅で出会った北海道の想い出の味;名誉村民となった田野畑村で海・山・畑の恵みをいただく;晩年の故郷・越後湯沢で味わう郷土料理;冬の福井で越前蟹と地酒を心ゆくまで堪能する;日本全国でめぐり合った郷土の味と人情);第5章 吉村家の食卓(毎日の食卓を支えた三百種類のメニューと献立会議;家庭で再現した各地の郷土料理;安住の地で得た、近所づき合いと馴染みの店;夫婦の長い戦いとなった正月の過ごし方;いつも人が集まった吉村家の食堂と居間)
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-407049-1   4-09-407049-4
書誌番号 1113896629

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 910.26/ヨ 一般書 利用可 - 2071138502 iLisvirtual
都筑 公開 Map 文庫本 910/ヨ 一般書 利用可 - 2067623226 iLisvirtual