アキラ・ミズバヤシ /〔著〕, 水林章 /訳   -- みすず書房 -- 2021.8 -- 20cm -- 237p

資料詳細

タイトル 壊れた魂
著者名等 アキラ・ミズバヤシ /〔著〕, 水林章 /訳  
出版 みすず書房 2021.8
大きさ等 20cm 237p
分類 953.7
注記 原タイトル:AME BRISEE
著者紹介 【アキラ・ミズバヤシ】1951年、山形県生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。1973年よりフランス、ポール・ヴァレリー・モンペリエ大学に留学後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。1979年よりパリ高等師範学校ENS-Ulm留学。パリ第7大学博士課程修了。第三期課程博士。上智大学名誉教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1938年秋。スパイ嫌疑で唯一の肉親の父を失った礼は破壊されたヴァイオリンを携えて養父母とフランスへ。60年後、弦楽器職人となった礼はヴァイオリニストみどりを通じ、逮捕部隊で唯一父を救おうとした「クロカミ」中尉の戦後と死までの人生を知る…。
要旨 1938年秋、東京。思想統制によって父を逮捕され、たった一人の肉親を永遠に失った少年、礼は兵隊に破壊された父のヴァイオリンを携えて、父の友人マイヤール夫妻とともにフランスへ渡る。60余年後、弦楽器職人としてパリに工房を構えるジャック・マイヤール=レイ・ミズサワは、新進ヴァイオリニスト山崎美都理を通じて、踏み込んできた隊の中で唯一父を救おうとした「クロカミ」中尉の戦後と、死までの人生を知る。そして礼が12年の年月を費やして修復・再生し、美都理の手に託された形見のヴァイオリンが1938年のその日、逮捕の直前に父が奏でた曲の調べをホールに響かせたその瞬間、ひとつの円環が閉じ、新しい生が始まろうとしていた…日本に暮らす日本人である著者がフランス語で書き、出版後、またたく間にフランス国内で高い評価を得た小説、^Ame bris´eeを著者自身の翻訳で贈る。
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09032-8   4-622-09032-5
書誌番号 1113896670
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113896670

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