井上義和 /著   -- 創元社 -- 2021.8 -- 19cm -- 231p

資料詳細

タイトル 特攻文学論
著者名等 井上義和 /著  
出版 創元社 2021.8
大きさ等 19cm 231p
分類 910.264
件名 戦争文学-日本-歴史-1945~ , 太平洋戦争(1941~1945)-特攻隊-文学上
著者紹介 1973年長野県松本市生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程退学。京都大学助手、関西国際大学を経て、現在、帝京大学共通教育センター教授。専門は教育社会学、歴史社会学。本書は『日本主義と東京大学』(柏書房、2008)、『未来の戦死に向き合うためのノート』(創元社、2019)に続く3冊目の単著であるが、研究関心は右翼・戦死・特攻…ばかりではない。最近では「教育とテクノロジー:日本型EdTechの展開をどう捉えるか?」(共著、『教育社会学研究』107集、2020)、『ファシリテーションの時代?:コミュニケーション幻想を超えて』(共編著、ナカニシヤ出版、2021)など本来の専門である教育社会学分野の開拓にも精力的に取り組んでいる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:遺書から文学へ. 継承のメディアとしての特攻文学. 感動のメディアとしての特攻文学. 死んだ仲間と生き残り. 否定と両立する包摂へ
内容紹介 『永遠の0』、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』などベストセラー化する大衆小説を含む、比較的メジャーな特攻文学を参照しながら、既存の歴史認識の枠組みを無視した感動や継承の先にある近未来を予測し、それらとうまく付き合う道筋を探る1冊。
要旨 「泣ける」特攻物語の隆盛から、日本社会の変容を描く、今までにない戦争文学論。
目次 はじめに―特攻の物語のどこで号泣するのか?;第1章 遺書から文学へ―感動の再現性の探究;第2章 継承のメディアとしての特攻文学;第3章 感動のメディアとしての特攻文学;第4章 死んだ仲間と生き残り―鶴田浩二と戦中世代の情念;補章 否定と両立する包摂へ―『未来の戦死に向き合うためのノート』をめぐる対話;おわりに―「同期の桜」と「春よ、来い」を聴きながら
ISBN(13)、ISBN 978-4-422-30081-8   4-422-30081-4
書誌番号 1113896996
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113896996

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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保土ケ谷 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2071089080 iLisvirtual