廖亦武 /著, 福島香織 /訳   -- 文藝春秋 -- 2021.8 -- 19cm -- 317p

資料詳細

タイトル 武漢病毒(ウイルス)襲来
著者名等 廖亦武 /著, 福島香織 /訳  
出版 文藝春秋 2021.8
大きさ等 19cm 317p
分類 923.7
注記 欧文タイトル:THE WUHAN VIRUS
著者紹介 【廖亦武】1958年、中国、四川省に生まれる。若くして詩作を開始、前衛詩人として「体制側」の賞を多数受賞する一方、多数の地下文学刊行物を編集。89年に天安門事件を告発する長詩『大虐殺』を発表、これと対を成す映像作品『安魂』を制作したことなどにより逮捕、4年間の獄中生活を送る。出獄後の95年にヘルマン/ハメット賞を受賞。2011年にドイツに亡命、現在も同地で活動をつづける。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 新型コロナウイルスが蔓延した武漢。あのとき中国で何が起きていたのか?亡命中国人作家による告発のドキュメンタリー・ノヴェル。妻子の待つ武漢へ、男はロックダウンされた大地をひとり行く…。長い旅路の果て、彼を武漢で待つ運命とは?
要旨 二〇二〇年一月、新型コロナウイルスの感染爆発を受け、中国政府は武漢市封鎖令を発出した。歴史学者・艾丁がドイツから帰国したのはその日のことだった。彼の妻と娘は武漢にいる―すべての交通手段が遮断された病毒の街に。強制隔離で足止めされた艾丁のもとに、妻や友人からコロナ禍の中国の悲惨な声が届く。次々に死を遂げる民衆。死体を詰め込んだトラック。病者と死者が群れをなす病院と火葬場。ウイルス発生源をめぐる内部告発は当局によって消され、告発者も姿を消す。武漢にはウイルス研究所があった。そこは蝙蝠のウイルスを研究していた。研究所内部から発された警告も闇に葬られた…オートバイで、舟で、あるいは辺境の村を抜けて、武漢へ向かう艾丁。彼を待つ底知れぬ闇とは?天安門事件を批判して投獄され、ドイツに亡命した文学者が、中国政府による“コロナウイルス制圧”の物語を告発し、コロナ禍の中国の「真実」を叩きつける長編小説。
ISBN(13)、ISBN 978-4-16-391414-5   4-16-391414-5
書誌番号 1113897326
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113897326

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