研究叢書 --
服部匡 /著   -- 和泉書院 -- 2021.7 -- 22cm -- 507p

資料詳細

タイトル 服部匡日本語論考選集
シリーズ名 研究叢書
著者名等 服部匡 /著  
出版 和泉書院 2021.7
大きさ等 22cm 507p
分類 810.4
件名 日本語
著者紹介 1957年、三重県津市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(言語学専攻)。同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授。2020年逝去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:動詞のアクセント変化における意味特性の関与について. 汎性語の終助詞ワについて. 終助詞ネの音調に関する森山説への疑問. 終助詞ネに関する二三の観察. 終助詞の音調について. 現代語における「~か」のある種の用法について. 現代語における「~か」のある種の用法について〈補遺〉. 非標準的な形の出現傾向と話者の意識について. 「全く」と「全然」の使用傾向の変遷. アマリ~ナイとサホド〈ソレホド〉~ナイ. 「大して〈~ない〉」、「大した」について. 副詞「なかなか」の意味用法の分析. 「~どころか」、「~どころで〈は〉ない」とその周辺の諸表現. ダケ・バカリについて. 程度副詞と比較基準. 多寡を表す述語の特性について. 小さな量を表わす表現の意味的性質について. 程度的な側面を持つ名詞とそれを量る形容詞類との共起関係. 名詞と尺度的形容詞類の共起傾向の推移. 名詞と尺度的形容詞類の共起傾向の推移. 2. 名詞と尺度的形容詞類の共起頻度の推移. 「可能性」の語史の一側面. 「漢語動名詞+‘先’」の意味分析. 「~シテイル」と「~シテオル」. 複合格助詞関連形式での丁寧形/普通形の対応関係 ほか2編
要旨 本書は故服部匡氏の論文のうち主要なものを選んで一書の形にまとめたものである。氏の幅広い関心を反映し、論文には音調・終助詞・方言に関わるもの、否定・疑問・尺度性などの論理的な意味要素に関わるもの、言語の通時変化に関わるもの、電子媒体の言語研究資料に関わるものが多い。独自性の高い思索は示唆に富み、これまでにも多くの研究者に刺激を与えてきた。将来にわたって関連する研究の発展の出発点となることであろう。
目次 音韻と意味(動詞のアクセント変化における意味特性の関与について);終助詞(汎性語の終助詞ワについて;終助詞ネの音調に関する森山説への疑問 ほか);否定・疑問(現代語における「~か」のある種の用法について;現代語における「~か」のある種の用法について(補遺) ほか);尺度性・相対性(アマリ~ナイとサホド(ソレホド)~ナイ;「大して(~ない)」、「大した」について ほか);文体(「~シテイル」と「~シテオル」―戦後の国会会議録における使用傾向調査;複合格助詞関連形式での丁寧形/普通形の対応関係―コーパスに基づいた研究 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-1005-7   4-7576-1005-X
書誌番号 1113900265

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 810.4 一般書 利用可 - 2071620967 iLisvirtual