現地と文献・モノから探る --
田中大喜 /編   -- 勉誠社(制作) -- 2021.8 -- 21cm -- 352p

資料詳細

タイトル 中世武家領主の世界
副書名 現地と文献・モノから探る
著者名等 田中大喜 /編  
出版 勉誠社(制作) 2021.8
大きさ等 21cm 352p
分類 210.4
件名 日本-歴史-中世
著者紹介 1972年生まれ。国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学准教授(併任)。専門は日本中世史(中世武士団・在地領主研究)。著書に『中世武士団構造の研究』(校倉書房、2011年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:材木の生産・流通と武家領主 西田友広著. 西遷御家人内田氏の本拠景観と高津川流域 渡邊浩貴著. 中世後期石見国長野荘をめぐる諸武家領主の動向 中司健一著. 東国地頭支配の受容と排除 清水亮著. 中世武士団における一族・被官の西遷 湯浅治久著. 紀伊国における武家領主の地域支配と荘園領主 高木徳郎著. 石見国高津川・益田川河口域の集散地と武家領主 田中大喜著. 河口の港が果たした役割 鈴木康之著. そこに港は存在したのか? 松田睦彦著. 遠江国笠原荘の「浦」にみる中世の港湾と海村 貴田潔著. 陶磁器からみた中世益田 村木二郎著. 朝鮮初期における陶磁器の生産と貢納・流通 荒木和憲著. 遺物からみた武家領主の本拠 池谷初恵著. 中世後期の領主の好み 水澤幸一著
内容紹介 中世日本の重要なアクターたる武士団は、どのような実態をもって地域社会へ受け入れられていったのか、その支配体制はどのように実現・展開されたのか。多様な研究手法を駆使し、中世日本の特質を明らかにする。
要旨 鎌倉末~南北朝期にかけて、東国に端を発した武士団は、その本拠地を東西にひろげ、各所において地域社会との密接な関係を築き上げていく。武士集団が地域における社会編成の中核を担い、交通・流通の要衝を押さえながら、政治経済のイニシアティブを取るということも稀ではなかった。中世日本の重要なアクターたる武士団は、どのような実態をもって地域社会へ受け入れられていったのか、その支配体制はどのように実現・展開されたのか。文献史料、出土遺物そしてフィールドワークによる分析という、多様な研究手法を駆使し、中世日本の特質を明らかにする画期的な一冊。
目次 第1部 武家領主の地域支配の諸相(材木の生産・流通と武家領主;西遷御家人内田氏の本拠景観と高津川流域―現地調査の聞き書きと文献史料から;中世後期石見国長野荘をめぐる諸武家領主の動向;東国地頭支配の受容と排除―肥後国人吉荘と肥前国彼杵荘;中世武士団における一族・被官の西遷―肥前千葉氏を事例として;紀伊国における武家領主の地域支配と荘園領主);第2部 地域の港湾と武家領主(石見国高津川・益田川河口域の集散地と武家領主;河口の港が果たした役割―瀬戸内海と日本海を比較して;そこに港は存在したのか?―伝承からたどる中世の益田;遠江国笠原荘の「浦」にみる中世の港湾と海村);第3部 モノからみる武家領主(陶磁器からみた中世益田;朝鮮初期における陶磁器の生産と貢納・流通;遺物からみた武家領主の本拠―静岡県の主要遺跡の遺物分析から;中世後期の領主の好み―出土品と財産目録から)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-32003-6   4-585-32003-2
書誌番号 1113900991

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