アントニオ・ペレスの帰郷 --
荻内勝之 /著   -- 彩流社 -- 2021.8 -- 19cm -- 539p

資料詳細

タイトル イスパニア国王フェリーペ二世に裏切られた男
副書名 アントニオ・ペレスの帰郷
著者名等 荻内勝之 /著  
出版 彩流社 2021.8
大きさ等 19cm 539p
分類 289.3
件名 スペイン-歴史-16世紀
個人件名 ペレス,アントニオ
著者紹介 1943年ハルピン生まれ。神戸市外国語大学卒業、バルセロナ大学文学部イスパニア研究科卒業、神戸市外国語大学大学院修士課程修了、東京経済大学専任講師などを経て、同大学教授。児童文学の創作も行なう文学研究者。『ドン・キホーテの食卓』(新潮社)ほか、著書、訳書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 マドリード村歴史博物館にある歴史画に対し25年ぶりの再会となったドン・キホーテ学者・荻内勝之が絵画に見出した「謎」とは…。荻内探偵は、その絵の細部に仕掛けられた歴史的事件の「秘密」を発見した。さて、その展開や如何に…。
要旨 マドリード村歴史博物館にあった一枚の絵。「広場の日常風景です」とガイドは言った。しかし「あんなことも日常か…」そう思える場面があった。「忘れていたはずなのに…」絵との再会は二十五年ぶりであった。秘書官ペレスはフェリーペ二世との確執から逮捕。1585年「役職剥奪」「宮廷追放(10年間)」「懲役2年」「罰金」の判決が下る。拷問に負けずペレスは脱獄しアラゴンへ。フェリーペ二世は「アラゴン王」の名において裁判所にペレスを起訴。そして異端審問に。1591年「王が司法を侮辱」とアラゴンで暴動発生。フェリーペ二世は鎮圧のため軍を送った。羊飼いに化けたペレスはピレネーを越えフランスへ、さらにイングランドへ。イングランドでは何度も暗殺者の標的となった。そして1595年アンリ四世の招きでフランスへ。ようやく1598年フェリーペ二世の死によって解放。ペレスは1611年パリにて波瀾の生涯を閉じた。
目次 あんなことも、日常か;聖母発見;『待ち伏せにあって殺された騎士を聖母が憐れんで天国の栄光を授けた』;お尋ね者セルバンテスを追ってアラゴンへ;大発見。ビジャエルモサ公爵と国王の寵臣ペレス;アトーチャの聖母像;アルムデーナ教会;フランドル「オランダ、ベルギー、ルクセンブルク」;レパントの海戦。総司令官ドン・フアン・デ・アウストゥリア;「フランドルへ行け」。宝の山に叛旗が立った〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2766-3   4-7791-2766-1
書誌番号 1113901644
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113901644

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 289/ヘ 一般書 利用可 - 2071233602 iLisvirtual