クリトリスと思考 -- 叢書・ウニベルシタス --
カトリーヌ・マラブー /〔著〕, 西山雄二 /訳, 横田祐美子 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2021.8 -- 20cm -- 180p

資料詳細

タイトル 抹消された快楽
副書名 クリトリスと思考
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 カトリーヌ・マラブー /〔著〕, 西山雄二 /訳, 横田祐美子 /訳  
出版 法政大学出版局 2021.8
大きさ等 20cm 180p
分類 367.9
件名 , 女性 , 生殖器
注記 原タイトル:LE PLAISIR EFFACE
著者紹介 【カトリーヌ・マラブー】1959年、アルジェリア生まれ。イギリス・キングストン大学教授。ドイツ・フランス近現代哲学。主な著書に『わたしたちの脳をどうするか-ニューロサイエンスとグローバル資本主義』(桑田光平・増田文一朗訳、春秋社、2005年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 生殖器官たるヴァギナに対し、快楽の器官として存在を隠蔽されてきたクリトリスは女性に向けられてきた暴力を記憶している。哲学は快楽を肯定できるのか。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラディカル・フェミニズムの思考を刷新する。
要旨 生殖器官たるヴァギナに対し、快楽の器官として長らくその存在を隠蔽されてきたクリトリスは、これまで女性に向けられてきたあらゆる種類の暴力を記憶している。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラディカル・フェミニズムの思考を刷新する試み。
目次 さまざまな抹消;女神のようなもの(ニンフ1);性のないイメージ―ボッカッチョ、ヴァールブルク、アガンベン(ニンフ2);存在のないナジャ、「愛の対象たる女」に関する短評(ニンフ3);政治的解剖学;シモーヌ・ド・ボーヴォワールによる「性的実存」;ドルト、ラカンと「関係」;「女性器とはクリトリスである」、カルラ・ロンツィと差異のフェミニズム;リュス・イリガライ「女は閉じても開いてもいない」;「罪なき女性器に対する愛情と敬意とともに」;切除と修復―適切な語とは?;技術的に改造された身体―ポール・B・プレシアドとトランスフェミニズム;「我が外陰部、我が大いなる外陰部」(ニンフ4 ニンフォマニアック);現実の脱自帯;クリトリス、アナーキー、女性的なもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01133-7   4-588-01133-2
書誌番号 1113901708
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113901708

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