ちくま学芸文庫 --
ホセ・カサノヴァ /著, 津城寛文 /訳   -- 筑摩書房 -- 2021.9 -- 15cm -- 602p

資料詳細

タイトル 近代世界の公共宗教
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 ホセ・カサノヴァ /著, 津城寛文 /訳  
出版 筑摩書房 2021.9
大きさ等 15cm 602p
分類 161.3
件名 宗教社会学
注記 原タイトル:PUBLIC RELIGIONS IN THE MODERN WORLD
注記 玉川大学出版部 1997年刊の再刊
注記 索引あり
内容紹介 1980年代以降、宗教は公的領域に再登場してきた。この啓蒙主義や近代化論の想定に反する事態は、いったい何を意味するのか。現代屈指の宗教社会学者が、近代化=世俗化というテーゼに根本から修正を迫る。文庫化に際し「改訂日本語版への序文」を付す。
要旨 1980年代以降、宗教は公的領域に再登場してきた。この啓蒙主義や近代化論の想定に反する事態は、いったい何を意味するのか。著者は、世俗化論を再検討し、方法論を明確に打ち出しながら、スペイン、ポーランド、ブラジル、アメリカ合衆国の4カ国において宗教が“脱私事化”していくプロセスを分析する。本書全体を通じて明らかになるのは、宗教の復興がグローバルな趨勢の中で行われているということだ。現代屈指の宗教社会学者が、近代化=世俗化というテーゼに根本から修正を迫った古典的名著。文庫化に際しては、原著刊行後の展望に触れた「改訂日本語版への序文」を付す。
目次 1 序論(世俗化と啓蒙主義と近代宗教;私的宗教と公共宗教);2 五つの事例研究―分析的序論(スペイン―国家教会から公認廃止へ;ポーランド―国民の教会から市民社会へ;ブラジル―寡頭制の教会から民の教会へ;福音主義プロテスタンティズム―市民宗教から根本主義セクト、新キリスト教右翼へ;合衆国におけるカトリシズム―私的デノミネーションから公的デノミネーションへ);3 結論(近代宗教の脱私事化)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51066-2   4-480-51066-4
書誌番号 1113906120
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113906120

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