文学とともに東京の縁を歩く --
鈴木智之 /著   -- 青弓社 -- 2021.9 -- 21cm -- 289p

資料詳細

タイトル 郊外の記憶
副書名 文学とともに東京の縁を歩く
著者名等 鈴木智之 /著  
出版 青弓社 2021.9
大きさ等 21cm 289p
分類 910.264
件名 日本小説 , 東京都-文学上 , 郊外-東京都
著者紹介 1962年、東京都生まれ。法政大学社会学部教授。専攻は理論社会学、文化社会学。著書に『村上春樹と物語の条件――『ノルウェイの森』から『ねじまき鳥クロニクル』へ』『「心の闇」と動機の語彙――犯罪報道の一九九〇年代』(青弓社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 多和田葉子や三浦しをん、北村薫たちが東京の郊外を舞台に描く小説を読み、その街を実際に訪れ、1人でゆっくり歩く。そしてあらためて小説を読み、また街を歩く。この実践を繰り返すことで、「均質な郊外」に別のリアリティーや可能性を浮上させる。
要旨 多和田葉子や三浦しをん、北村薫たちが東京の郊外を舞台に描く小説を読み、その町を実際に訪れ、ありふれた風景のなかを一人でゆっくり歩く―。この実践を繰り返すことで、郊外に眠る戦争の残痕や失われた伝統、開発の記憶、人々の生活史をよみがえらせ、「均質な郊外」に別のリアリティーや可能性を浮上させる。
目次 序章 土地の記憶と物語の力―「郊外」の文学社会学のために;第1章 記憶の説話的媒介―多和田葉子『犬婿入り』と三浦しをん『むかしのはなし』を読む;第2章 越境の場所―『犬婿入り』の「町」を歩く;第3章 「町田」と「まほろ」のあいだ―三浦しをん「まほろ駅前」シリーズの「町」を歩く;第4章 郊外のアースダイバー―長野まゆみ『野川』における自然史的時空間の発見;第5章 記憶の伝い―古井由吉『野川』、あるいは死者たちの来たる道;第6章 この平坦な町で大人になっていくということ―北村薫「円紫さんと私」シリーズの「町」と「路」;終章 記憶の場所としての郊外
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-3495-7   4-7872-3495-1
書誌番号 1113907066

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 910.26 一般書 貸出中 - 2071458485 iLisvirtual
公開 Map 910 一般書 利用可 - 2071813790 iLisvirtual