林由華 /編, 衣畑智秀 /編, 木部暢子 /編   -- 開拓社 -- 2021.9 -- 21cm -- 296p

資料詳細

タイトル フィールドと文献からみる日琉諸語の系統と歴史
著者名等 林由華 /編, 衣畑智秀 /編, 木部暢子 /編  
出版 開拓社 2021.9
大きさ等 21cm 296p
分類 818.99
件名 琉球語-方言-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【林由華】国立民族学博物館・外来研究員。専門は言語学・日本語学、特に宮古語を中心とした琉球諸語における文法記述および言語記録。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日琉諸語の系統分類と分岐について ペラール,トマ著. 分岐学的手法に基づいた日琉諸語の系統分類の試み 五十嵐陽介著. 「日本祖語について」と『日本祖語の再建』 平子達也著. DNAと言語をつなぐ 斎藤成也著. 琉球諸語研究における方言系統地理学の可能性 狩俣繁久著 和智仲是著 木村亮介著. 方言群の時空間動態の統計的モデル化に向けての予備的考察 村脇有吾著. 琉球諸語と上代日本語からみた祖語の指示体系試論 衣畑智秀著. 方言研究から歴史変化を,歴史変化から方言解明へ ローレンス,ウエイン著. 不規則性の衰退 佐々木冠著. 八丈語の古層 金田章宏著
要旨 多様な姿を見せる日本語・琉球諸語の諸変種。それらが分かれる以前の祖語の姿はどのようなものだったのだろうか。そこからどのような歴史変化が起こって、現在見るような動詞の活用や指示詞の体系は出来上がったのだろうか。また、諸変種はどのような順番で分岐し、その上でどの程度の接触・混交が起こったのだろうか。日琉諸語の分岐発展・歴史変化に、言語学的・統計学的手法で迫る意欲的な論文集。
目次 第1部 系統を考える(日琉諸語の系統分類と分岐について;分岐学的手法に基づいた日琉諸語の系統分類の試み;「日本祖語について」と『日本祖語の再建』―その継承と発展のために);第2部 系統研究の可能性(DNAと言語をつなぐ;琉球諸語研究における方言系統地理学の可能性;方言群の時空間動態の統計的モデル化に向けての予備的考察);第3部 諸方言から歴史変化へ(琉球諸語と上代日本語からみた祖語の指示体系試論;方言研究から歴史変化を、歴史変化から方言解明へ;不規則性の衰退―日本語方言の動詞形態法で起きていること;八丈語の古層)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7589-2354-5   4-7589-2354-X
書誌番号 1113907687

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