バフチン対話思想のエッセンス --
桑野隆 /著   -- 岩波書店 -- 2021.9 -- 19cm -- 172,2p

資料詳細

タイトル 生きることとしてのダイアローグ
副書名 バフチン対話思想のエッセンス
著者名等 桑野隆 /著  
出版 岩波書店 2021.9
大きさ等 19cm 172,2p
分類 980.27
個人件名 バフチン,ミハイル・ミハイロヴィチ
注記 文献あり
著者紹介 1947年生まれ。東京外国語大学大学院(スラヴ系言語)修了。元早稲田大学教授。専攻はロシア文化・思想。主な著書に、『民衆文化の記号学』(東海大学出版会)、『未完のポリフォニー』(未來社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 20世紀ロシアの思想家ミハイル・バフチンによる「対話」の思想が、近年、教育や精神医療の現場で注目されている。つねに未完成の関係性にひらかれた対話とは何か。「複数の対等な意識」など、バフチンのテクストを紹介しながら要点をわかりやすく解説する。
要旨 二〇世紀ロシアの思想家ミハイル・バフチンによる“対話”の思想が、近年、教育や精神医療、文化交流などの現場でひろく注目されている。単なる話し合いではない、人を決めつけない、つねに未完成の関係性にひらかれた対話とはなにか。バフチン自身のテクストを実際に紹介しながら、「心に染み入る言葉」「複数の対等な意識」「内的対話」「創造的理解」「異言語混淆」など、バフチン対話論のポイントをわかりやすく解説する。
目次 1 対話的人間(「わたしはひとりで生きている」という幻想;ひとは永遠に未完であり、決定づけられない;ポリフォニー―自立した人格どうしの対等な対話 ほか);2 内なる対話(モノローグが対話的なこともある;意識は対話の過程で生まれる;真理も対話のなかから生まれる ほか);3 相互作用のなかのことば(言外の意味;言語のなかでは、さまざまなことばが対話をしている)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061490-0   4-00-061490-8
書誌番号 1113908536
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113908536

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