キリスト教世界における救い・罪・霊性 --
後藤里菜 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2021.9 -- 22cm -- 249,106p

資料詳細

タイトル 〈叫び〉の中世
副書名 キリスト教世界における救い・罪・霊性
著者名等 後藤里菜 /著  
出版 名古屋大学出版会 2021.9
大きさ等 22cm 249,106p
分類 192.3
件名 キリスト教-ヨーロッパ-歴史-中世
注記 欧文タイトル:Le cri au Moyen Age
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1986年、愛知県豊橋市に生まれる。2009年、東京大学教養学部卒業。2019年、東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在、立教大学ほか非常勤講師、博士(学術)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 その“声”はどこに届くのか。中世ヨーロッパは叫び声に満ちていた―。修道士や「敬虔な女性たち」の内心の叫びから、異界探訪譚が語る罪人の悲鳴、さらには少年十字軍や鞭打ち苦行運動に伴う熱狂まで、キリスト教世界に響き渡る多様な“声”に耳を傾け、霊性史・感情史の新生面を切り拓く気鋭の力作。
目次 第1章 救いの叫び、罪の叫び(日常的信心業、聖なる世界との繋がりにおける“叫び”);悪魔と罪人の“叫び”;補論1 中世の音楽と“叫び”;第2章 「敬虔な女性たち」の叫び―「新たな聖なる“叫び”」の展開(盛期中世以降の“霊性”の展開と「敬虔な女性たち」の台頭;新たな“霊性”と「聖なる“叫び”」の変容);補論2 感情の“叫び”を追って;第3章 集団的宗教運動と“叫び”(十字軍運動の中の一般信徒―神の“叫び”、神への“叫び”;アレルヤ運動、鞭打ち苦行運動―“身体”の宗教運動と“叫び”のゆくえ:一三世紀から一四世紀;ジェズアーティ会の運動とビアンキ運動―“救い”への「過程」となる“叫び”の展開:一四世紀後半);補論3 絵画から見る世俗の“叫び”
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1040-5   4-8158-1040-0
書誌番号 1113908676
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113908676

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