協働・ファン・文化工作 --
大塚英志 /編   -- 水声社 -- 2021.9 -- 22cm -- 480p

資料詳細

タイトル 運動としての大衆文化
副書名 協働・ファン・文化工作
著者名等 大塚英志 /編  
出版 水声社 2021.9
大きさ等 22cm 480p
分類 361.5
件名 大衆文化-日本-歴史-明治以後
著者紹介 1958年生まれ。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター教授。博士(芸術工学)。専門は、まんが表現史、まんが創作論。主な著書に、『「暮し」のファシズム-戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた』(筑摩書房、2021)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「運動」する手塚治虫 大塚英志著. 昭和八年のメディア・イベント 神松一三著. 鴨川をどりにおけるプロパガンダ 萩原由加里著. 戦中婦人雑誌と「これでよいかこうしたら」 横田尚美著. キャラメルの喩えとしての「子ども」 前川志織著. 一九一〇年代の写真小説における両義性とその実践 山本忠宏著. 「人造人間」はなぜ泣くか? 孫旻喬著. 観客・丸山眞男 花田史彦著. 『機動戦士ガンダム』と〈再〉放送の文化史 近藤和都著. 戦後日本におけるアニメーションのファン文化の興隆と意義 佐野明子著. アマチュア特撮映画コンテストと特撮ファン共同体 板倉史明著. 子どもの読書とメディアミックス 團康晃著. 199X-200Xアングラ空間の穴からみえた世界 藤岡洋著. ニコニコ動画は「運動」だったのか? 鈴木洋仁著. ボーカロイドムーブメントの誕生とマーケットに参加するアマチュア アルバロ・ダビド・エルナンデス・エルナンデス著. 負けるためのプレイ・盛り立てるプレイ ビョーン=オーレ・カム著. 街空間と運動としての女性向けメディアミックス エドモン・エルネスト・ディ・アルバン著. 後藤総一郎と常民大学運動 杉本仁著. 自らをどこに置きなおすか 鶴見太郎著. さらにいくつもの〈こども風土記〉のために・大正台湾編 菊地暁著. 語り継ぐことと文化創造運動のあいだ 川松あかり著. 「職場の歴史」を考える 竹村民郎著. 大学からの社会運動 内田力著. 史伝小説という戦略 室井康成著
内容紹介 現代のポピュラーカルチャーは、かつてのカウンターカルチャーに連なると同時に、戦時下のプロパガンダとも密接に結びついている。戦前・戦中から、現代のファンカルチャーまで、分断されたアカデミズムの近視眼を越えて歴史のダイナミズムを捉える1冊。
要旨 現代のポピュラーカルチャーは、かつてのカウンターカルチャーに連なると同時に、戦時下のプロパガンダとも密接に結びついている。各種メディアが大衆の動員に向けて活用されてゆく戦前・戦中から、創作と受容が市場を軸に循環する現代のファンカルチャーまで、分断されたアカデミズムの近視眼を越えて政治的社会的水脈を掘り起こし、歴史のダイナミズムを捉える。
目次 「運動」する手塚治虫―「後衛」の実践;1 「方法」としての文化工作(昭和八年のメディア・イベント―読売新聞「三原山火口探検」の研究;鴨川をどりにおけるプロパガンダ―花街の中での戦争;戦中婦人雑誌と「これでよいか こうしたら」 ほか);2 協働/運動する「ファン」たち(『機動戦士ガンダム』と(再)放送の文化史;戦後日本におけるアニメーションのファン文化の興隆と意義―渡辺泰のディズニー・クラブ関連資料とファン/研究活動を手がかりに;アマチュア特撮映画コンテストと特撮ファン共同体―「グリーンリボン賞」(一九八四‐一九九三)における観客参加型上映 ほか);3 歴史の記述される場所で(後藤総一郎と常民大学運動―「野の学」への希求;自らをどこに置きなおすか―「日本民俗学講習会」のあとさき;さらにいくつもの“こども風土記”のために・大正台湾編―『台湾小公学校児童文集』を読む ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0594-5   4-8010-0594-2
書誌番号 1113909812
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113909812

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