小森陽一 /著   -- かもがわ出版 -- 2021.9 -- 19cm -- 151p

資料詳細

タイトル 感染症の時代と夏目漱石の文学
著者名等 小森陽一 /著  
出版 かもがわ出版 2021.9
大きさ等 19cm 151p
分類 910.268
件名 伝染性感染症-文学上
個人件名 夏目 漱石
著者紹介 1953年、東京生まれ。東京大学名誉教授、専攻は日本近代文学、夏目漱石研究者、「九条の会」事務局長。著書に、『世紀末の予言者・夏目漱石』(講談社)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 漱石の写真はなぜ、右向きなのか?感染症の時代の漱石は、天然痘によるアバタを持つ。その劣等感を抱きながら、日本の近代化と向き合った。漱石の葛藤と時代感が色濃く影を落とす作品の特質を、コロナ禍の下、今改めて読み解き、考える。
要旨 漱石の写真はなぜ、右向きなのか。感染症の時代の漱石は、天然痘によるアバタを持つ。その劣等感を抱きながら、日本の近代化と向き合った。漱石の葛藤と時代感が色濃く影を落とす作品の特質をコロナ禍の下、改めて読み解き、考える。
目次 第1章 『吾輩は猫である』『道草』(肖像写真にこだわった夏目漱石;『道草』の主人公健三に見る暗い記憶 ほか);第2章 『三四郎』(鉄道史に見る『三四郎』の歴史的背景;「汽車の女」の「あなたはよっぽど度胸のない方ですね」の一言 ほか);第3章 『それから』(「それから」という奇妙な題名;代助が「三千代さん」と呼ぶ訳 ほか);第4章 『門』(胡坐をかけず、胎児にこだわる宗助;伊藤博文暗殺事件をめぐる兄と弟、そして兄の妻との会話 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7803-1188-4   4-7803-1188-8
書誌番号 1113909817

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