近代短歌の水脈 -- りとむコレクション --
三枝昻之 /著   -- 六花書林 -- 2021.9 -- 20cm -- 336p

資料詳細

タイトル 跫音を聴く
副書名 近代短歌の水脈
シリーズ名 りとむコレクション
著者名等 三枝昻之 /著  
出版 六花書林 2021.9
大きさ等 20cm 336p
分類 911.16
件名 和歌-歌論・歌話
注記 日本歌人クラブ大賞(2022年13回)
内容 内容:和歌革新の先導者. 明治三十六年、佐佐木信綱の甲斐紀行. 樋口一葉. 与謝野鉄幹. 大白鳥となりて空行く. 正岡子規が目指したもの. 開花する歌の近代. 石川啄木. 尾上柴舟. 鶏頭はいよいよ赤く冴えにけるかも. 大正二年の史的意義. 茂吉という問い. 北原白秋. 心の微震を詠う. 三木露風の世界. 記録短歌への道. 薄明穹のいのり. 家常茶飯事の魅力. 眸を忘れじ. 土屋文明の戦中を読み直す. 個人と国家、一人の歌人の着地点. 純粋短歌という思想. 吾が父の影をまなかひに見つ
内容紹介 直文、信綱、樋口一葉から佐太郎、北杜夫まで。語りかけるようにして辿る21人の軌跡。短歌という魂の詩型への飽くなき好奇心は歴史に耳を澄ませる。近代の歌人たちは何を意識して短歌の新しい領域を開いてきたのか、歌人の営為に繋げながら歌の水脈を辿る。
要旨 直文、信綱、樋口一葉から佐太郎、北杜夫まで語りかけるようにして辿る二十一人の軌跡。短歌という魂の詩型への飽くなき好奇心は歴史に耳を澄ませる。
目次 和歌革新の先導者―落合直文と佐佐木信綱;明治三十六年、佐佐木信綱の甲斐紀行;樋口一葉―たはぶれに世をゆく身なりけり;与謝野鉄幹―和歌革新の力わざ;大白鳥となりて空行く―与謝野寛の魅力;正岡子規が目指したもの―万人のための歌言葉;開花する歌の近代―与謝野晶子;石川啄木―日本人の幸福;尾上柴舟―日記の端にしるす歌;〓頭はいよいよ赤く冴えにけるかも―風光の中の長塚節;大正二年の史的意義―『赤光』と『桐の花』;茂吉という問い;北原白秋―『白南風』と『牡丹の木』;心の微震を詠う―窪田空穂の短歌観;三木露風の世界―心ゆくばかりの歌;記録短歌への道―歌人村岡花子を考える;薄明穹のいのり―宮澤賢治短歌の宇宙;家常茶飯事の魅力―植松壽樹が目指したもの;眸を忘れじ―『新風十人』の筏井嘉一を読む;土屋文明の戦中を読み直す;個人と国家、一人の歌人の着地点―半田良平の昭和;純粋短歌という思想―佐藤佐太郎『帰潮』を中心に;吾が父の影をまなかひに見つ―歌人北杜夫の世界
ISBN(13)、ISBN 978-4-910181-17-2   4-910181-17-2
書誌番号 1113910124

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