ノーベル文学賞記念講演 --
オルガ・トカルチュク /〔著〕, 小椋彩 /訳, 久山宏一 /訳   -- 岩波書店 -- 2021.9 -- 19cm -- 116p

資料詳細

タイトル 優しい語り手
副書名 ノーベル文学賞記念講演
著者名等 オルガ・トカルチュク /〔著〕, 小椋彩 /訳, 久山宏一 /訳  
出版 岩波書店 2021.9
大きさ等 19cm 116p
分類 989.84
注記 原タイトル:CZU〓Y NARRATOR
著者紹介 【オルガ・トカルチュク】1962年ポーランド生まれ.詩人・小説家・エッセイスト.ワルシャワ大学で心理学を専攻,卒業後セラピストを経て作家となる.2007年の『逃亡派』(白水社、2014年)によりポーランドの権威ある文学賞ニケ賞を受賞し,同作の英訳はブッカー国際賞を受けた.2014年の『ヤクブの書』で再びニケ賞を受賞.2019年,前年度のノーベル文学賞を受賞.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:優しい語り手 小椋彩訳. 「中欧」の幻影は文学に映し出される 久山宏一訳
内容紹介 嘘や憎しみにあふれた情報の断片を優しさによってつなげ、神話的な力を蘇らせる「第四人称」の語りとは。菌糸体のごとき独自の生長をとげた中欧文学の魅力とは。細分化する世界を星座のように再構築する新たな文学の可能性を、ノーベル賞作家が語る。
要旨 嘘や憎しみにあふれた情報の断片を、共感や優しさによってつなげ、神話的な物語の力を蘇らせる「第四人称」の語りとは(「優しい語り手」)。絶えざる流浪、破局、全体主義を経験しながら、西欧の周縁で菌糸体のような独自の生育をとげた中欧文学の魅力とは(「「中欧」の幻影は文学に映し出される」)。細分化していく世界を「星座」的な形式で再構築する、新たな文学の可能性がここに開かれる―『プラヴィエクとそのほかの時代』『昼の家、夜の家』『逃亡派』のノーベル賞作家が語る、二つの講演。
目次 優しい語り手;「中欧」の幻影は文学に映し出される―中欧小説は存在するか;第四人称の語り手の未来―訳者あとがき
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025360-4   4-00-025360-3
書誌番号 1113910994

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 989.8 一般書 利用可 - 2071532626 iLisvirtual
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金沢 公開 Map 989 一般書 利用可 - 2071768077 iLisvirtual