重層的植民地統治下における台湾語流行歌の変遷 --
陳培豊 /著   -- 三元社 -- 2021.9 -- 21cm -- 375,19p

資料詳細

タイトル 歌唱台湾
副書名 重層的植民地統治下における台湾語流行歌の変遷
著者名等 陳培豊 /著  
出版 三元社 2021.9
大きさ等 21cm 375,19p
分類 767.8
件名 流行歌-台湾-歴史-日本統治時代
注記 索引あり
著者紹介 1954年12月、台湾台北市生まれ。1997年、東京大学総合文化研究科博士課程(地域文化専攻)修了。2000年、『「同化」の同床異夢-日本統治下台湾の国語教育史再考』(三元社)により東京大学学術博士号を取得。現在、台湾中央研究院台湾史研究所研究員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 台湾語流行歌の日本化、演歌化は戦後、国民党政府支配になってからである。台湾人が日本的な要素を自らの歌唱文化に取り込んだのは、いかなる要因に由来するのだろうか。台湾語流行歌から台湾を描き出す1冊。
要旨 「歌唱台湾」=「台湾を歌う」。本書は台湾語流行歌から台湾を描き出そうするものである。台湾語流行歌の日本化、演歌化は戦後、国民党政府支配になってからである。台湾人が日本的な要素を自らの歌唱文化に取り込んだのは、いかなる要因に由来するのだろうか。台湾社会が工業化へ向かう中、何が起こったのか。農村人口が大量に移動し始める戦後の社会的な変遷の中で、台湾語流行歌はいかなる需要を基盤に、どのようにして日本演歌と共に自分が歌う「伝統」を作り出したのか。
目次 序章 台湾語流行歌―台湾人のある社会文化史;第1章 台湾語流行歌の生成と発展―新民謡運動・閨怨女・太平洋戦争;第2章 半封建的な農業社会で暮らす台湾人―「平穏」な籠の中で歌う;第3章 再植民地統治と台湾語流行歌―「閨怨」から「苦恋」への戦後初期;第4章 「港歌」に見る再植民地統治下の台湾語流行歌―海/港から日本へ;第5章 台湾語流行歌の全盛期と日本―工業化社会の望郷演歌と股旅演歌;第6章 自力救済か、他力本願か―一九七〇年代のテレビ布袋戯と社会問題;第7章 結論に代えて―再植民地統治下の国語・台湾語流行歌
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-532-8   4-88303-532-8
書誌番号 1113911138
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113911138

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