「最前線の映画」を読む Vol.3 -- インターナショナル新書 --
町山智浩 /著   -- 集英社インターナショナル -- 2021.10 -- 18cm -- 269p

資料詳細

タイトル それでも映画は「格差」を描く
副書名 「最前線の映画」を読む Vol.3
シリーズ名 インターナショナル新書
著者名等 町山智浩 /著  
出版 集英社インターナショナル 2021.10
大きさ等 18cm 269p
分類 778.04
件名 映画
著者紹介 映画評論家。ジャーナリスト。1962年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。「宝島」「別冊宝島」などの編集を経て、95年に雑誌「映画秘宝」を創刊。その後、アメリカに移住。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 グローバル化とコロナ禍でますます加速する“格差”と“貧困”。マスメディアが伝えない“真実”を世界の名監督はどのように描いたか?町山智浩が熱く語る「世界と映画」の今。「パラサイト 半地下の家族」「天気の子」などを取り上げる。
要旨 映画は世界を映す窓だ!ギグワーカー、非正規雇用、ワーキングプア…言い方はさまざまだが、その実態は世界中、みな同じ。労働者から人権を奪い、生活限界まで搾取する。その傾向は突如襲ったコロナ禍によってますます拍車がかかっている。このディストピア的な状況を前に、世界の映画作家たちは各々のアプローチで「現代の資本主義」を描こうとしている。『パラサイト 半地下の家族』『天気の子』『万引き家族』などを徹底解剖!
目次 『パラサイト 半地下の家族』―したたり落ちるのは雨だけ;『ジョーカー』―最も恐ろしきハッピーエンド;『ノマドランド』―映画が与えた「永遠の命」とは;『アス』―私たちこそモンスターだ;『ザ・スクエア 思いやりの聖域』―「善きサマリア人」は、どこだ?;『バーニング 劇場版』―格差が生んだ「大いなる飢え」;『ザ・ホワイトタガー』―インドのラスコーリニコフ;『ロゼッタ』―格差と貧困を描く「ダルデンヌ・スタイル」とは;『キャシー・カム・ホーム』―世論を動かした、ケン・ローチの「原点」;『わたしは、ダニエル・ブレイク』―貧しさは罪なのか?;『家族を想うとき』―「個人事業主」という罠;『万引き家族』―ビルの谷間の「スイミー」たち;『天気の子』―愛にできるものはまだあるよ;あとがき
ISBN(13)、ISBN 978-4-7976-8084-3   4-7976-8084-9
書誌番号 1113912385
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113912385

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