ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで -- 中公新書 --
武井彩佳 /著   -- 中央公論新社 -- 2021.10 -- 18cm -- 250p

資料詳細

タイトル 歴史修正主義
副書名 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで
シリーズ名 中公新書
著者名等 武井彩佳 /著  
出版 中央公論新社 2021.10
大きさ等 18cm 250p
分類 230.7
件名 ヨーロッパ-歴史-20世紀
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1971年愛知県生まれ。2001年早稲田大学文学研究科史学専攻博士課程修了。01~04年日本学術振興会特別研究員。04年博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学比較法研究所助手等を経て学習院女子大学国際文化交流学部教授。専攻・ドイツ現代史、ホロコースト研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ナチによるユダヤ人虐殺といった史実について、意図的に歴史を書き替える歴史修正主義。80年代以降は、ホロコースト否定論が世界各地で噴出。独仏では法規制、英米では司法で争われた。欧米の歴史修正主義の実態を追い、歴史とは何かを問う1冊。
目次 序章 歴史学と歴史修正主義;第1章 近代以降の系譜―ドレフェス事件から第一次大戦後まで(1 陰謀論、マルクス主義の「修正」―イデオロギー化;2 ドイツ外務省の試み―戦争原因研究本部の設置 ほか);第2章 第二次世界大戦への評価―一九五〇~六〇年代(1 ニュルンベルク裁判への不満―ドイツだけが悪いのか;2 ナチ、ネオナチの歴史観―グトラーに責任なし ほか);第3章 ホロコースト否定論の勃興―一九七〇~九〇年代(1 起源と背景―反ユダヤ主義の政治的表現;2 歴史修正研究所を訴える―マーメルスタインの”挑戦” ほか);第4章 ドイツ「歴史家論争」―一九八六年の問題提起(1 ナチズムと戦後ドイツ社会―過ぎ去ろうとしない過去;2 ホロコストの比較可能性、歴史の政治利用 ほか);第5章 アーヴィング裁判―「歴史が被告席に」(1 リップシュタットは何を問題としたか;2 歴史改竄の技術―R・エヴァンズによる検証 ほか);第6章 ヨーロッパで進む法規制―何を守ろうとするのか(1 歴史否定の禁止対象とは―各国の法;2 ドイツ半世紀を超えた闘い ほか);第7章 国家が歴史を決めるのか―司法の判断と国民統合(1 全ヨーロッパ共通の記憶へ―民主主義の尺度に;2 アルメニア人虐殺問題―ジェノサイドか否か ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102664-4   4-12-102664-0
書誌番号 1113914889
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113914889

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