「官展アカデミズム」の成立と展開 --
高山百合 /著   -- 九州大学出版会 -- 2021.11 -- 22cm -- 203,5p

資料詳細

タイトル 近代日本洋画史再考
副書名 「官展アカデミズム」の成立と展開
著者名等 高山百合 /著  
出版 九州大学出版会 2021.11
大きさ等 22cm 203,5p
分類 723.1
件名 絵画-日本-歴史-1868~1945 , 美術展覧会-日本-歴史-1868~1945
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 博士(文学、九州大学)。1984年福岡市生まれ。関西学院大学文学部文化歴史学科卒業後、九州大学大学院人文科学府芸術学専修博士前期課程修了、同博士後期課程修了。2012年より福岡県立美術館学芸員に着任し、近代日本洋画に関連する展覧会を企画開催。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「官展アカデミズム」をめぐる研究史と諸問題. 岡田三郎助《水浴の前》. 中澤弘光《かきつばた》. 春台美術展と本郷絵画研究所. 昭和期官展における「現代風俗画」の展開. 戦前と戦後の美術表現における連続性と継承性. 終章
要旨 明治40年の文部省美術展覧会開設以降、「官展アカデミズム」は近代日本美術の主流として、功罪含めて大きな影響力を持ち続けたが、戦後日本の美術史研究では否定的に捉えられ、長らく等閑視されてきた。本書では、「官展アカデミズム」を多面体ととらえたうえで、官展系作家の岡田三郎助・中澤弘光・中村研一らの作品分析を通じて、近代日本洋画における「官展アカデミズム」の成立と展開を辿り、その歴史的意義や重要性を俯瞰的な視点から再評価する。
目次 序章 「官展アカデミズム」をめぐる研究史と諸問題;第1章 岡田三郎助“水浴の前”―「理想画」における花の象徴性;第2章 中澤弘光“かきつばた”―謡曲と絵画、大正期における「理想画」の展開;第3章 春台美術展と本郷絵画研究所―昭和期における官展系美術団体の一動向;第4章 昭和期官展における「現代風俗画」の展開―中村研一“瀬戸内海”を中心に;第5章 戦前と戦後の美術表現における連続性と継承性―中村研一の場合
ISBN(13)、ISBN 978-4-7985-0317-2   4-7985-0317-7
書誌番号 1113916797
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113916797

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