日本現代美術のアポリア --
高島直之 /著   -- 武蔵野美術大学出版局 -- 2021.11 -- 22cm -- 255p

資料詳細

タイトル イメージかモノか
副書名 日本現代美術のアポリア
著者名等 高島直之 /著  
出版 武蔵野美術大学出版局 2021.11
大きさ等 22cm 255p
分類 702.16
件名 美術-日本-歴史-1945~
著者紹介 1951年、仙台市生まれ。美術批評・近現代美術。現在、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科教授。著書に、『芸術の不可能性―瀧口修造 中井正一 岡本太郎 針生一郎 中平卓馬』(武蔵野美術大学出版局、2017年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:観念と物質の乖離. イメージ批判の出発点. あらかじめ失われたものとしてのイメージ. 事物の傷痕と離人症. 反芸術論争の陥穽. 芸術概念の解体へ. 芸術に啓示を与える芸術. 無芸術のユートピア. イメージを失くしモノと対峙する. カメラはなんでも写る、映ってしまう. ベンヤミン「複製技術論」を超えて. なぜ写真=虚像に現実を感じるのか. 存在の亀裂のままに
要旨 一九七〇年前後のアートシーンにおいてあらわになった観念(イメージ)と物質(モノ)の抗争と対立を解き明かし“見るということ”をめぐる制作と批評の軌跡を検証する。
目次 序章 観念と物質の乖離―アンチ・フォームと「もの派」;1章 イメージ批判の出発点―主体と客体の関係性の瓦解;2章 あらかじめ失われたものとしてのイメージ―中原佑介「見るということの意味」;3章 事物の傷痕と離人症―アジェとクラインをつなぐ写真実践;4章 反芸術論争の陥穽―模型千円札事件公判記録1;5章 芸術概念の解体へ―模型千円札事件公判記録2;6章 芸術に啓示を与える芸術―いまだ実現し得ぬ何ものか;7章 無芸術のユートピア―模型千円札からハプニングへ;8章 イメージを失くしモノと対峙する―李禹煥の概念芸術批判;9章 カメラはなんでも写る、映ってしまう―記憶と記録1;10章 ベンヤミン「複製技術論」を超えて―記憶と記録2;11章 なぜ写真=虚像に現実を感じるのか;―闇に向かってシャッターを切る榎倉康二;12章 存在の亀裂のままに―物質との触覚的な出会いを求めて
ISBN(13)、ISBN 978-4-86463-129-7   4-86463-129-8
書誌番号 1113917751
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113917751

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