大審問官の現代性 --
高橋誠一郎 /著   -- 群像社 -- 2021.10 -- 20cm -- 317p

資料詳細

タイトル 堀田善衞とドストエフスキー
副書名 大審問官の現代性
著者名等 高橋誠一郎 /著  
出版 群像社 2021.10
大きさ等 20cm 317p
分類 910.268
個人件名 堀田 善衛
注記 年表あり
著者紹介 1949年福島県二本松市に生まれる。東海大学文学部文学研究科(文明専攻)修士課程修了。元東海大学教授。ドストエーフスキイの会、堀田善衞の会、日本ロシア文学会などの会員。著書に『「罪と罰」の受容と「立憲主義」の危機――北村透谷から島崎藤村へ』(成文社、2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:堀田善衞のドストエフスキー観. 芥川龍之介のドストエフスキー観. 絶望との対峙. 『罪と罰』のテーマと日本の知識人の考察. ドストエフスキーの手法の考察と応用. 核の時代の倫理と文学. ナポレオン戦争と異端審問制度の考察. 宮崎アニメに見る堀田善衞の世界
内容紹介 「大審問官」と原爆についての考察を通して、『罪と罰』のエピローグで描かれた「人類滅亡の悪夢」にも迫ることで、「核兵器禁止条約」成立の必要性をも記していた堀田善衞のドストエフスキー観の現代的な意義を明らかにする。
要旨 ヨーロッパの東端からアジアの東端から混迷をきわめる時代と向き合った二人の作家。共鳴するその思索の核心を明らかにしていく比較文学の試み。
目次 はじめに 堀田善衞のドストエフスキー観―ドストエフスキーで現代を考える;序章 芥川龍之介のドストエフスキー観―『罪と罰』の考察と悲劇の洞察;第1章 絶望との対峙―『白夜』の時代と『若き日の詩人たちの肖像』;第2章 『罪と罰』のテーマと日本の知識人の考察―武田泰淳の『審判』から『記念碑』へ;第3章 ドストエフスキーの手法の考察と応用―『囚われて』から『零から教えて』へ;第4章 核の時代の倫理と文学―ドストエフスキーで『審判』を読み解く;第5章 ナポレオン戦争と異端審問制度の考察―『ゴヤ』から『路上の人』へ;終章 宮崎アニメに見る堀田善衞の世界―映画『風の谷のナウシカ』から映画『風立ちぬ』へ;あとがきに代えて 『若き日の詩人たちの肖像』との出会いと再会
ISBN(13)、ISBN 978-4-910100-20-3   4-910100-20-2
書誌番号 1113918371
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113918371

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