菅野優香 /編著   -- 晃洋書房 -- 2021.11 -- 21cm -- 185p

資料詳細

タイトル クィア・シネマ・スタディーズ
著者名等 菅野優香 /編著  
出版 晃洋書房 2021.11
大きさ等 21cm 185p
分類 778.2
件名 映画 , 同性愛-芸術上
注記 欧文タイトル:Queer Cinema Studies
著者紹介 同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教員。カリフォルニア大学アーヴァイン校Ph.D.(視覚研究)。専門は映画・視覚文化研究。著書に『川島雄三は二度生まれる』(共著、水声社、2018)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:クィアとシネマをめぐる思考と実践 菅野優香著. クィア・シネマの歴史 菅野優香著. アメリカ合衆国のゲイ解放運動の表象に向けて 河口和也著. 溶け込まずに生き延びること 長島佐恵子著. 崩壊へと横辷りする世界 出雲まろう著. レズビアン青春映画としての『櫻の園』 赤枝香奈子著. ゲイ男性と結婚・恋愛・家族 前川直哉著. SOMEDAYを夢見て 久保豊著. スクリーニング/アウト・ディスアビリティ 井芹真紀子著. 『東京ゴッドファーザーズ』におけるトランス女性表象と「エイズ」の語 宮本裕子著. クィア・アニメーションの可能性 矢野ほなみ著. ビートゴーズオン 秋田祥著
内容紹介 ジェンダーやセクシュアリティの規範性やカテゴリーの境界線を問いなおす概念としての「クィア」は、LGBTブームのはるか以前から映画文化を通じて日本に流入し、その地平を広げてきた。クィアとシネマをめぐる思考と実践のアーカイヴ。
要旨 ジェンダーやセクシュアリティの規範性やカテゴリーの境界線を問い直す概念としての「クィア」は、LGBTブームのはるか以前から、映画文化を通じて日本に流入し、その地平を広げてきた。作品や表象のなかで、不可視化され、無視され、隠蔽されてきたものは何か。それらを「クィアなもの」としていかに再発見できるか。本書はクィアとシネマをめぐる思考と実践のアーカイヴである。
目次 序章 クィアとシネマをめぐる思考と実践;第1章 クィア・シネマの歴史―『パンドラの箱』に見る可視性と共時間性;第2章 アメリカ合衆国のゲイ解放運動の表象に向けて―『真夜中のパーティ』から『ミルク』まで;第3章 溶け込まずに生き延びること―映画におけるバイセクシュアリティ表象を読む;第4章 崩壊へと横辷りする世界―谷崎潤一郎「細雪」を読み/観る;第5章 レズビアン青春映画としての『櫻の園』;第6章 ゲイ男性と結婚・恋愛・家族―『二十才の微熱』と『ハッシュ!』を男性同性愛の歴史に位置づける;第7章 SOMEDAYを夢見て―薔薇族映画「ぼくらの」三部作が描く男性同性愛者の世代;第8章 スクリーニング/アウト・ディスアビリティ―障害学とクィア・シネマ;第9章 『東京ゴッドファーザーズ』におけるトランス女性表象と「エイズ」の語―異性愛規範の外から中心への道程;第10章 クィア・アニメーションの可能性;第11章 ビートゴーズオン―エイズやクィアに関する映像の上映を続ける理由
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3553-9   4-7710-3553-9
書誌番号 1113921704

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 778.2 一般書 利用可 - 2071579975 iLisvirtual