差別の構造と国民国家 --
磯前順一 /監修, 吉村智博 /監修, 浅居明彦 /監修   -- 法藏館 -- 2021.11 -- 21cm -- 340p

資料詳細

タイトル シリーズ宗教と差別 第1巻
各巻タイトル 差別の構造と国民国家
著者名等 磯前順一 /監修, 吉村智博 /監修, 浅居明彦 /監修  
出版 法藏館 2021.11
大きさ等 21cm 340p
分類 160.8
件名 宗教 , 社会的差別
著者紹介 【磯前順一】1961年茨城県生まれ。国際日本文化研究センター教授。博士(文学)。宗教研究・批評理論。単著に、『昭和・平成精神史「終わらない戦後」と「幸せな日本人」』(講談社、2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「聖なるもの」と「統治」の系譜 大村一真著 川村覚文著. 近代主権国家における排除と差別の論理 大村一真著 〓田真司著. 神・天皇・非人 佐藤弘夫著. 情動的存在と「モノ」の政治 川村覚文著. 被差別/非差別の主張とカースト制度 舟橋健太著. ディアスポラと国民国家 上村静著. フランスの世俗主義と「イスラムのヴェール問題」 タラル・アサド著 〓田真司訳. 〈ラルシュ〉共同体運動の「リアライゼーション」 寺戸淳子著. 近代日本における生-権力と包摂/排除のポリティクス 関口寛著. 主権と「天皇の赤子」 平野克弥著. 「狐持ち」と結婚忌避 鈴木岩弓著. 低線量被ばく問題と現代日本社会 山本昭宏著. 「差別」を超えて 〓田真司著
内容紹介 2015年にはじまった共同研究プロジェクトの成果をとりまとめた「宗教と差別」シリーズ第1巻。「人間は差別を生み出す動物である」という姿勢で、近代的な権力の原理およびメカニズムと差別がどう関係しているのかを解明するための、予備的な考察を行う。
目次 「聖なるもの」と「統治」の系譜;第1部 差別と国民国家―理論的考察(近代主権国家における排除と差別の論理―「公共圏」「統治」「聖なるもの」;神・天皇・非人―日本列島における差別の発生と深化の構造;情動的存在と「モノ」の政治―デジタルメディア社会における差別とネット右翼);第2部 差別と共生―世界の事例から(被差別/非差別の主張とカースト制度―「不可触民」であること、インド人であること;ディアスポラと国民国家―「ユダヤ人」であること;フランスの世俗主義と「イスラムのヴェール問題」;“ラルシュ”共同体運動の「リアライゼーション」―「健常者」を欲望しないこと);第3部 差別の構造―近代日本の事例から(近代日本における生‐権力と包摂/排除のポリティクス―感化救済事業と部落改善事業の分析から;主権と「天皇の赤子」―アイヌの「救済」というセトラーコロニアル・レイシズムの論理;「狐持ち」と結婚忌避 ほか);「差別」を超えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-5721-7   4-8318-5721-1
書誌番号 1113923395
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113923395

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