熱田順 /著   -- 吉川弘文館 -- 2021.12 -- 22cm -- 338,12p

資料詳細

タイトル 中世後期の村落自治形成と権力
著者名等 熱田順 /著  
出版 吉川弘文館 2021.12
大きさ等 22cm 338,12p
分類 210.47
件名 村落-日本-歴史-室町時代 , 村落-日本-歴史-安土桃山時代
注記 索引あり
著者紹介 1990年東京都に生まれる。2013年中央大学文学部人文社会学科日本史学専攻卒業。19年中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在 中央大学兼任講師、博士(史学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:課題と方法. 戦国期和泉国日根荘における根来寺僧の動向と荘園領主. 戦国期和泉国日根荘にみる代官請負の意義. 中世後期の上位権力と地域社会. 惣有地の形成・経営と上位権力. 在村寺社の経営と「村落「自治」」. 柏原村の証誠権現社について. 「村中」形成の背景と歴史的意義. 中世後期における中間層の動向と「村落「自治」」. 中近世移行期における村落と領主の関係. まとめと展望
内容紹介 どのように村落の「自治」が形成され、基礎単位としての村が登場するのか。経緯と背景を、和泉・紀伊・丹波の村落を事例に、惣有地、「自治」、近世村落との関連、「日常」の視角から再検討。上位権力と村落・地域との「日常」面での結び付きに焦点を当てる。
要旨 中世後期から近世にかけて、どのように村落の「自治」が形成され、幕藩体制下における社会の基礎単位としての村が登場するのか。その経緯と背景を、和泉・紀伊・丹波の村落を事例に、惣有地、「自治」、近世村落との関連、「日常」の四つの視角から再検討。領主層をはじめとする上位権力と村落・地域との「日常」面での結び付きに焦点を当て実態に迫る。
目次 課題と方法;第1部 戦国期初頭における荘園領主の機能(戦国期和泉国日根荘における根来寺僧の動向と荘園領主;戦国期和泉国日根荘にみる代官請負の意義;中世後期の上位権力と地域社会―和泉国日根荘を中心に);第2部 村落の変容と「自治」の形成(惣有地の形成・経営と上位権力―紀伊国相賀荘柏原村を中心に;在村寺社の経営と「村落「自治」」―紀伊国柏原村の証誠権現社を題材に;柏原村の証誠権現社について―古文書原本調査から分かったこと;「村中」形成の背景と歴史的意義―紀伊国相賀荘柏原村を題材に);第3部 中間層と「村落「自治」」(中世後期における中間層の動向と「村落「自治」」―紀伊国柏原村の神主を題材に;中近世移行期における村落と領主の関係―丹波国山国荘を中心に);まとめと展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-02972-8   4-642-02972-9
書誌番号 1113923857
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113923857

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