宮城まり子と吉行淳之介 --
吉川良 /著   -- 集英社 -- 2021.11 -- 19cm -- 269p

資料詳細

タイトル 女優M子
副書名 宮城まり子と吉行淳之介
著者名等 吉川良 /著  
出版 集英社 2021.11
大きさ等 19cm 269p
分類 913.6
著者紹介 1937年、東京・神田生まれ。作家。大学中退後、バーテンダーとして各地を転々。また、薬品会社で営業職のかたわら、コピーライターとしても活躍。78年『自分の戦場』で、第2回すばる文学賞受賞。翌79年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で2度目、80年には『神田村』で3度目の候補となった。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 昭和、平成、令和と生き抜いた著者が、バー「たられば」に現われる懐かしい人々との交友を鮮やかに描きつつ、人生の命題を静かに問いかけてゆく。宮城まり子の笑顔の向こうに、「私」が見た風景とは?清冽で、ヒューマニズムあふれる中編。
要旨 2020年2月、83歳の誕生日を迎えた「私」の耳に、どこからか「ゲームセット」という声が聞こえてくる。「そうか、自分の人生、もう、ゲームセットなんだな」ひとり目をつむると、何年か前に、ねむの木学園の宮城まり子が、電話で同じように言ったことを思い出した。「ときどきね、もうゲームセットだなあって、そう思ってね…」人生のゴールを見据えた吉川良が、懐かしい人々との交流を鮮やかに描きつつ、「人を愛するとは?」「やさしさとは?」「家族とは?」…、人生の命題を静かに問いかける名作中編。
目次 仏像;紙ヒコーキ;画集;ベンさん;女優M子;コップ酒;みなしご;嫌悪感;果実;淳ちゃん;初心;ヘルプミー;報いの神さま;車窓;靴みがき;娼婦;研究会;雨;ふくろう;ペロちゃん;音楽祭;笛吹き;ドビュッシー;星;ねむの木小史;芸;石膏色;太陽の色;ねむの木の詩;花畑;夕焼け;白い月;ループ;空気;講演録;黄昏;愛;男と女;恋愛時間;テントウムシ;命日;〓;小鳥
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-790056-9   4-08-790056-8
書誌番号 1113925036

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 913.6/ヨ 一般書 利用可 - 2071630202 iLisvirtual