ニーチェの道徳批判を導きの糸にした永遠回帰思想の解明 --
大山真樹 /著   -- 晃洋書房 -- 2021.11 -- 22cm -- 296,16p

資料詳細

タイトル 時間・円環・救済
副書名 ニーチェの道徳批判を導きの糸にした永遠回帰思想の解明
著者名等 大山真樹 /著  
出版 晃洋書房 2021.11
大きさ等 22cm 296,16p
分類 134.94
個人件名 ニーチェ,フリードリヒ・ヴィルヘルム
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1975年生まれ、中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。現在、龍谷大学国際社会文化研究所客員研究員。主要業績「永遠回帰の教示における死の役割」、実在思想協会編『実在思想論集』第31号、理想社、2016年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 ニーチェの中期思想と後期思想とを架橋し、永遠回帰思想の背景に隠れていたやましい良心の克服という哲学的課題を明らかにする。
目次 「やましい良心」という問いから「永遠回帰」という答えへ;第1部 初歩的問題系―人間が道徳に支配されるのはどのようにしてか(道徳とは何か;人間の意志の形成は道徳の歴史である ほか);第2部 方法論的問題系―道徳批判が可能になるのはどのようにしてか(高貴な道徳と奴隷道徳との通約可能性が意味するもの;誠実さというパースペクティヴの歴史的構成 ほか);第3部 根本的問題系―道徳が批判されねばならないのはなぜか(生きるということに対する価値評価の利害;やましい良心の絶えざる可能態としての価値評価 ほか);第4部 中心的問題系―生きることそのものの肯定とは何であるか(やましい良心を克服するために意志はどのような役割を演ずるか;回帰する時間において生きることを肯定する時間は死の瞬間である ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3534-8   4-7710-3534-2
書誌番号 1113925566

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