天皇崇敬をめぐる宗教と政治 --
島薗進 /著   -- 岩波書店 -- 2021.11 -- 20cm -- 418,4p

資料詳細

タイトル 戦後日本と国家神道
副書名 天皇崇敬をめぐる宗教と政治
著者名等 島薗進 /著  
出版 岩波書店 2021.11
大きさ等 20cm 418,4p
分類 175.1
件名 国家神道 , 天皇制-歴史-1945~ , 宗教と政治-日本-歴史-1945~
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1948年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授、上智大学神学部特任教授・同大学院実践宗教学研究科教授、同グリーフケア研究所所長(2021年度まで)、大正大学客員教授。専門は宗教学、近代日本宗教史、死生学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:近代日本の宗教構造と国家神道. 国体論・神聖天皇崇敬と神道. 「宗教」の上位にある精神秩序としての神道. 神社・神職中心の神道観は妥当か. 明治維新は世俗的変革か. 国家神道・神聖天皇崇敬の「見えない化」. 神道・国家神道の戦前・戦後. 国家神道の戦後. 敗戦と天皇の神聖性をめぐる政治. 国家神道の存続と教育勅語の廃止問題. 戦後の靖国神社をめぐって. 戦後の国家神道復興運動. 日本人論と国家神道の関わり. 皇室典範と「万世一系」. 生前退位と「神聖な天皇」
内容紹介 「国家神道」とは何か。敗戦時に解体されたはずが、その「復興」を目指す動きは途絶えることなく試みられてきた。「神聖天皇の崇敬」という側面に注目することで、国家神道をめぐる論点を整理。戦後日本社会における国家神道の実像を明らかにする。
要旨 「国家神道」とは何か。敗戦時に解体されたはずが、大きく縮減されつつも戦後も存続し、その「復興」を目指す動きは途絶えることなく試みられてきた。本書は「神聖天皇の崇敬」という側面に注目することで、国家神道をめぐる論点を整理するとともに、戦後日本の国家の底流にある「国体護持」の観念と神道の関わりや、日本国憲法下の象徴天皇制のあり方に考察を及ぼす。二〇〇一年以来の模索を集成する論文集。
目次 第1部 国家神道をめぐる概念枠組み(近代日本の宗教構造と国家神道;国体論・神聖天皇崇敬と神道;「宗教」の上位にある精神秩序としての神道 ほか);第2部 「国家神道の解体」と天皇の神聖性(国家神道の戦後―皇室祭祀・神社本庁;敗戦と天皇の神聖性をめぐる政治;国家神道の存続と教育勅語の廃止問題 ほか);第3部 天皇の神聖性をめぐる政治の展開(戦後の国家神道復興運動―日本会議・神道政治連盟・神社本庁;日本人論と国家神道の関わり;皇室典範と「万世一系」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061503-7   4-00-061503-3
書誌番号 1113925808

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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金沢 公開 Map 175 一般書 利用可 - 2072799855 iLisvirtual