描かれる対象から語る主体へ1945-1949 --
豊田周子 /著   -- 関西学院大学出版会 -- 2021.12 -- 22cm -- 231p

資料詳細

タイトル 台湾女性文学の黎明
副書名 描かれる対象から語る主体へ1945-1949
著者名等 豊田周子 /著  
出版 関西学院大学出版会 2021.12
大きさ等 22cm 231p
分類 920.27
件名 台湾文学-歴史-1945~ , 女性-文学上 , 女性作家-台湾-歴史-1945~
注記 文献あり
著者紹介 1978年生まれ。名城大学外国語学部准教授。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。専門は台湾文学・中国語圏の近現代文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:張我軍の新詩「乱都之恋」から中国語白話小説「白太太的哀史」まで. 王昶雄「鏡」試論. 『胡志明』から『アジヤの孤児』へ. 楊逵の作品改訂にみる戦後初期台湾の文化再建. 呉濁流「ポツダム科長」にみえる創られた台湾人「新女性」. 『台湾新生報』「台湾婦女週刊」に掲載された新詩の意味. 陳蕙貞『漂浪の小羊』に描かれた女性たち
内容紹介 台湾新文学において、描かれる対象であった台湾の女性たちは、台湾の体制が大きく転換するなかで、いかに自らを自覚的に語るようになったのか。「台湾女性文芸」という参照枠を通して、台湾と日本そして中国の女性に関わる文化的連続性や共時性を検証する。
目次 第1部 描かれる「台湾女性」―日本統治期台湾新文学のテーマとして(張我軍の新詩「乱都之恋」から中国語白話小説「白太太的哀史」まで―台湾新文学と婦女問題;王昶雄「鏡」試論―決戦時期台湾における自己探求の物語);第2部 失われた「台湾女性」―戦後初期の文化再建のなかで(『胡志明』から『アジヤの孤児』へ―改編の意味を戦後の文脈から考える;楊逵の作品改訂にみる戦後初期台湾の文化再建;呉濁流「ポツダム科長」にみえる創られた台湾人「新女性」);第3部 あらわれた「台湾女性」―戦後島外からおし寄せた力のもとに(『台湾新生報』『台湾婦女週刊』に掲載された新詩の意味;陳〓貞『漂浪の小羊』に描かれた女性たち)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86283-325-9   4-86283-325-X
書誌番号 1113930155

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