生態人類学は挑む --
稲岡司 /編, 『生態人類学は挑む』編集委員会 /〔編〕   -- 京都大学学術出版会 -- 2021.12 -- 21cm -- 343p

資料詳細

タイトル 病む・癒す
シリーズ名 生態人類学は挑む
著者名等 稲岡司 /編, 『生態人類学は挑む』編集委員会 /〔編〕  
出版 京都大学学術出版会 2021.12
大きさ等 21cm 343p
分類 389.08
件名 文化人類学 , 生態学 , 医療人類学
注記 索引あり
著者紹介 【稲岡司】佐賀大学名誉教授.東京大学大学院医学系研究科博士課程修了,博士(保健学).主な著作に,「トンガ人の肥満」(『ネイチャー・アンド・ソサエティ研究 第3巻 身体と生存の文化生態』第4章,海青社,2014年,141-159頁)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ルビー一家の闘病記 花村俊吉著. 医療診断なきチンパンジー社会の「障害」について 松本卓也著. 狩猟採集社会における健康と医療 服部志帆著. パプアニューギニア北西部沿岸に住む人びとの病気と治療行動 塚原高広著. 身体の不調に対処する 藤村美穂著. 先史時代の「病み」 佐宗亜衣子著 近藤修著 米田穣著. ミルクから見る適応と進化 辻貴志著. 社会の変容と子どもの栄養・成長 関山牧子著. 新たな環境への適応過程 中井信介著. 野生の保護動物との事故 Anuradha Jayaweera著 藤村美穂著 稲岡司著. 「病む・癒す」が持つ意味 稲岡司著
内容紹介 チンパンジーの病から、伝統医療、人間集団の環境への適応と進化まで…。進化はなぜ、病を克服してこなかったのか?人間にとって病とは悪か?疫禍の不安と怖れのなかで、「病む・癒す」を見つめていく。
要旨 進化はなぜ、病を克服してこなかったのか?コロナ禍に見舞われる今、ヒトと病の闘争と共生を問い直す。チンパンジーの病から、伝統医療、人間集団の環境への適応と進化まで…。
目次 第1部 霊長類の病む・癒す(ルビー一家の闘病記―野生チンパンジーの「病い」の経験と病原体を介した「人間」との混淆;医療診断なきチンパンジー社会の「障害」について);第2部 個体を脅かす狭義の病(狩猟採集社会における健康と医療―バカが膨大な薬の知識をもつ理由;パプアニューギニア北西部沿岸に住む人びとの病気と治療行動 ほか);第3部 社会を脅かす広義の病(先史時代の「病み」―縄文人の口腔病理からみえる食生活;ミルクから見る適応と進化―フィリピンにおける水牛ミルク摂取と乳糖不耐症 ほか);第4部 他集団との共存(新たな環境への適応過程―タイにおける焼畑民モンの移住と生業変化;野生の保護動物との事故―スリランカ中部乾燥地帯におけるヒト・ゾウ紛争);「病む・癒す」が持つ意味
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0378-5   4-8140-0378-1
書誌番号 1113930893

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