安藤宏 /著   -- 東京大学出版会 -- 2021.12 -- 22cm -- 1184,18p

資料詳細

タイトル 太宰治論
著者名等 安藤宏 /著  
出版 東京大学出版会 2021.12
大きさ等 22cm 1184,18p
分類 910.268
個人件名 太宰 治
注記 索引あり
著者紹介 1958年 東京都生まれ。1982年 東京大学文学部卒業。1987年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。東京大学文学部助手、上智大学文学部助教授などを経て、現在 東京大学大学院人文社会系研究科教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:太宰治の時空間. 「百姓」と「貴族」. 〈自尊心〉の二重構造. 〈放蕩の血〉仮構. 「哀蚊」の系譜. 津軽と東京と. 習作から『晩年』へ. 『晩年』序論. 山中の怪異. 回想という方法. 寓意とはなにか. 自殺の季節. 自意識過剰と「死」の形象. 「小説」の小説. 詩と小説のあいだ. 散文詩の論理. 『晩年』と“津軽”. 転向・シェストフ・純粋小説. 〈嘘〉をつく芸術家. 現実逃避の美学. “罪”の生成. 「太宰治」の演技空間. 第二次“転向”の虚実. 〈懶惰〉の論理. 〈自己〉を語り直すということ ほか19編
内容紹介 時代とともに作家のイメージや、作品の読まれ方も変化しつつも、多くの読者から支持され続ける太宰治の文学を総合的に解き明かす。日本文学研究を牽引する著者が、40年におよぶ研究の到達点を示す1冊。
要旨 近代日本を活写する太宰治の時空間。日本文学研究を牽引する著者が40年におよぶ研究の到達点を示す待望の決定版。その作品と生涯の全貌が、近代という時代とともに解き明かされる―
目次 序 太宰治の時空間;第1部 揺籃期(「百姓」と「貴族」;“自尊心”の二重構造 ほか);第2部 『晩年』の世界(習作から『晩年』へ;『晩年』序論 ほか);第3部 中期の作品世界(“罪”の生成―『晩年』の崩壊;「太宰治」の演技空間―「ダス・ゲマイネ」を中心に ほか);第4部 戦中から戦後へ(戦中から戦後へ;蕩児の論理―「水仙」「花火」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-080068-6   4-13-080068-X
書誌番号 1113931381
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113931381

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中央 5階人文科学 910.26/タ 一般書 回送中 - 2071823477 iLisvirtual