和食文化の展開と特質 --
原田信男 /著   -- 青土社 -- 2021.12 -- 20cm -- 409,9p

資料詳細

タイトル 食の歴史学
副書名 和食文化の展開と特質
著者名等 原田信男 /著  
出版 青土社 2021.12
大きさ等 20cm 409,9p
分類 383.81
件名 食生活-日本-歴史 , 日本料理-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年栃木県宇都宮市生まれ。専攻は日本生活文化史。国士舘大学21世紀アジア学部教授を経て、現在、国士舘大学名誉教授・京都府立大学客員教授・和食文化学会会長。ウィーン大学客員教授、国際日本文化研究センター客員教授、放送大学客員教授を歴任。89年『江戸の料理史』でサントリー学芸賞受賞、95年『歴史のなかの米と肉』で小泉八雲賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『万葉集』の食と和食の原型. 生食の伝統. 日本における稲作と魚. 宮中のおせちと菱葩. 菓子と日本の米文化. 祭祀と饗宴の庭. 村々の神饌. 肉食をめぐる思想. 陰陽道・修験道と食. 料理と百人一首. 文人社会と料理文化. 江戸の小さな旅と食. アイヌ民族の肉食文化. 琉球弧の食文化. 米文化における朝鮮半島と日本. アジアのお茶・日本のお茶. 飢餓・飢饉という現実. 和食文化研究のこれまでと今後
内容紹介 伝統や信仰における食の役割、生食や肉食といったテーマ、さらには米や茶や菓子といった特定の食べ物をめぐる歴史まで。食生活・食文化の歴史を考究し続けてきた著者が、丹念な調査と史料の詳細な検討によって、人びとがいかに生きてきたのかを明らかにする。
要旨 生きていくうえでもっとも重要なことのひとつである「食」。しかし、それは日常のことであるがゆえに記録に残りにくく、歴史学のテーマとしては軽視されてきた。伝統や信仰における食の役割、生食や肉食といったテーマ、米や茶や菓子といった特定の食べ物、そして和食文化をめぐる歴史まで。食生活・食文化の歴史を考究し続けてきた著者が、丹念な調査と史料の詳細な検討によって、人びとがいかに生きてきたのかを明らかにする。あたらしい歴史学の誕生。
目次 1 和食文化の歴史的特質(『万葉集』の食と和食の原型;生食の伝統―膾から刺身へ;日本における稲作と魚―海・里・山;宮中のおせちと菱葩―統治の象徴;菓子と日本の米文化);2 食と信仰(祭祀と饗宴の庭;村々の神饌;肉食をめぐる思想―道元と親鸞;陰陽道・修験道と食);3 江戸における食文化の展開(料理と百人一首;文人社会と料理文化;江戸の小さな旅と食―雑司ヶ谷鬼子母神を中心に);4 和食文化の周辺(アイヌ民族の肉食文化―「肉」の確保と保存・調理を中心に;琉球弧の食文化;米文化における朝鮮半島と日本;アジアのお茶・日本のお茶;飢餓・飢饉という現実―中世・近世から近代へ);和食文化研究のこれまでと今後
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7438-8   4-7917-7438-8
書誌番号 1113931816
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113931816

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